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Rickyアドカレ2024Advent Calendar 2024

Day 16

Dockerファイルの作成から実行まで

Last updated at Posted at 2024-12-23

はじめに

dockerファイルの生成から実行までを記載します。
基本的には公式ドキュメントの内容になりますが、要所要所で細かな調査や解説を交えていきます。

参考サイト

前提条件

Dockerのインストールはすでに完了しているものとします。

環境

Ubuntu24.04
WSL2
Windows11

手順

Dockerfileの生成を行う

touch Dockerfile

を実行しDockerfileを作成します

ファイルに内容を記載する

作成されたファイルに以下の情報を記述します

FROM docker/whalesay:latest

RUN apt-get -y update && apt-get install -y fortunes

CMD /usr/games/fortune -a | cowsay

順番に内容を解説していきます。

1行目

FROMはイメージの指定の箇所になります。
今回はdocker/whalesayのlatestつまり最新版を取得しています。

FROM 命令は、新しい 構築ステージbuild stage を初期化し、以降の命令で使う ベース・イメージ を指定します。そのため、正しい Dockerfile とは FROM 命令で始める必要があります。イメージとは、適切なイメージであれば何でも構いません。 公開リポジトリ から イメージを取得して始める のが、特に簡単です。

2行目

RUNは実行するコマンドについてです。
ここではapt-get -y updateとapt-get install -y fortunesを実行しています。
アップデートをした状態でインストール作業を行っています。

3行目

CMDはコンテナ実行時のデフォルト(初期設定)を指定するためのものになります。
CMDはDockerfile中で1度しか使えず、複数のCMD命令がある際は最後のCMDのみ有効となります。

ビルドを実行する

docker build -t docker-whale .を実行します
-tはタグを付けるオプションとなります
ビルドを実行する際のDockerfileはそのディレクトリに依存します

イメージの実行

イメージが生成されたのかの確認のためにdocker imagesを実行します
イメージの生成を確認できたのならdocker run docker-whaleを実行します
賢くなりました
image.png

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