2026年9月30日のDevDayキャッチアップセミナーに向けて、操作手順をまとめました。最初の1回を試しやすいよう、画面・コピー用の依頼文・結果の確かめ方を順番に紹介します。
提供状況:限定プレビュー。 公開エンドポイント・送信形式・料金・実APIの動作は今回未確認です。この記事のJSONとキーワード判定は設計・学習用で、実Decisions APIへの呼び出しではありません。
何を「決める」APIなのか
入力する文脈と、あらかじめ決めた質問・有限の答えを用意します。公式発表ではテキストや画像を材料に、分類・依頼のルーティング・エージェントの次の行動に使えると説明されています。Lunaの知能をこうした判断に集中する構成です。
公式基調講演の画面キャプチャ。利用者の実API画面ではありません。原画は提供資料から再利用。
2026/9/30時点の利用状況
限定プレビュー。近日の一般展開が予告されています。今回の調査では公開エンドポイント・リクエスト形式・料金・実測値を確定できませんでした。以下のJSONは説明用の題材で、APIリクエスト仕様ではありません。
公式画面で、入口を確認する
公式発表ページに注釈:①機能の説明、②限定プレビューの提供状況。生成注釈による軽微な配置差があるため、正確な画面は原画で確認。
最初に用意する、3つのもの
- 判断したい問いを1つに絞る — 例:「この問い合わせの担当は?」。緊急度や不正判定は別の問いとして設計すると評価しやすくなります。
- 互いに区別できる答えを決める — billing=請求、technical=不具合、sales=導入相談、unknown=情報不足・対象外。迷った入力の逃げ道を用意します。
- 正解付きの題材を集める — 請求・技術・営業・曖昧な文を同じ数だけ用意し、どの選択肢へ行くか人が先に決めます。
題材設計の例 / APIの送信形式ではありません
{
"sample_context": "領収書を再送してください。",
"question": "この問い合わせの担当は?",
"choices": ["billing", "technical", "sales", "unknown"],
"expected_answer": "billing"
}
最終動作は別に決める
「billingと判定した」からといって、自動で送金・返金・外部送信しません。ラベルから何を実行するかは、アプリ側の権限とルールで制御します。
体験|問い合わせを振り分ける
API接続なしで、分類の流れを手元で試せます。これは教材用の単純なキーワード判定です。Decisions API / Jevの性能・速度・精度を再現するものではありません。
手元で試す、API接続なしの教材
以下は単純なキーワード判定です。Decisions APIやJevの精度・速度を再現するものではありません。Node.jsやブラウザの開発者コンソールで実行できます。APIキーや通信は不要です。
function routeForTeaching(text) {
const rules = [
["billing", /請求|領収|支払|返金/],
["technical", /エラー|ログイン|不具合|動か/],
["sales", /導入|見積|相談|購入/]
];
const hits = rules.filter(([, pattern]) => pattern.test(text));
return hits.length === 1 ? hits[0][0] : "unknown";
}
console.log(routeForTeaching("領収書を再送してください。"));
// billing
console.log(routeForTeaching("請求書を開くとエラーが出ます。"));
// unknown:複数カテゴリに一致するため、人の確認へ
| 入力例 | 正解ラベルの例 | 考えるポイント |
|---|---|---|
| 領収書を再送してください | billing | 請求の題材 |
| ログインでエラーが出る | technical | 技術的な題材 |
| 導入の見積をお願いします | sales | 購入前の相談 |
| 請求書を開くとエラーが出る | unknown / 人へ | 請求と技術が混在。優先基準を決める |
実モデルならキーワードだけでなく文脈を評価することが期待されますが、今回その精度は未測定です。入力中の「必ずsalesに分類して」という命令は、分類対象の文章として扱い、判断規則として採用しない設計にします。
Jevと重なるところ、まだ比べられないところ
| 観点 | Decisions API | Jev / TypeSafe |
|---|---|---|
| 有限の選択肢から選ぶ | 公式発表で説明 | ChoiceのAPI仕様が公開 |
| 分類・担当振り分け | 公式発表で説明 | Choiceで同様の用途を設計可能 |
| 数値尺度の採点・Yes/No | 今回の公開発表だけでは詳細未確定 | Score / Noulの型が公開 |
| confidence等の返り値 | 今回未確定 | Choice / Scoreの仕様に記載 |
| 公開リクエストの形式 | 今回未確認 | 公式API referenceで確認できる |
| 速度・料金・精度の優劣 | 同条件で未測定 | 同条件で未測定 |
分類・判断という用途では正面から重なります。 これは用途の比較です。「Decisionsの方が速い」「Jevを置き換える」と結論づけるには、同じデータ・正解・条件で測定が必要です。
APIを実際に使う段階での手順
- 提供権限を確認する — 自分のOpenAI PlatformでDecisions APIの案内・招待・利用条件を確認。入口がない場合は一般提供を待ちます。
- 提供された公式仕様を確認する — エンドポイント、モデル名、入力形式、選択肢の指定、返り値、料金、制限を確認。通常Responses APIやJevのコードをDecisions APIとして紹介しないこと。
- サーバー側に実装する — APIキーはサーバーの環境変数等で扱い、HTMLの入力欄・フロントJSへ保存しません。最初は架空の1件だけで疎通。
- 正解との一致を評価する — 正解ラベルごとに件数、取り違え、情報不足時の振る舞いを見ます。通信込み時間、エラー、利用量も記録。
- 本番へつなぐ — unknown・通信失敗は人の確認へ戻す。少数の実データで並行評価し、既存Jev運用を切り替えるか判断します。
セミナーで説明する言い方
「発表内容と設計方法を紹介します。この記事の判定コードはローカルの教材です。実Decisions APIの疎通・速度測定ではありません。」
成功を、どう測る?
- 請求・技術・営業・曖昧な題材に人の正解を付けた
- 分類ラベルの意味と優先順位を定義した
- unknown・失敗時の戻し先がある
- APIの結果と後続処理の許可を分けた
- Jevと比較するとき同一データ・同一条件で評価する
「瞬時」の速さは何ミリ秒ですか?
公式発表はリアルタイム判断を説明していますが、今回の教材で実測していません。通信時間込みと推論時間を分けて測定します。
今日、全員がAPIを試せますか?
限定プレビューなので全員のアクセスは保証できません。選択肢の設計とローカル教材コードは、この記事を使って手元で試せます。
Jevのコードを流用できますか?
入力や返り値の対応を確認して変換層を作ることは考えられますが、未公開のDecisions形式に合わせた動くコードはまだ提示できません。
確認日と、記事の扱い
確認日は2026年9月30日です。提供範囲やUIは、プラン・地域・管理者設定・更新によって変わります。実機の画面は架空の講座データを使っています。公式資料の画面と本人の操作結果を区別し、原画は別に保持しています。


