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Azure Static Web Appsを試してみた

Last updated at Posted at 2021-06-16

はじめに

以前より気になっていたサーバーレスの Web アプリ ホスティング サービスである、
Azure Static Web Apps」が2021年05月12日にGAされました。
どんなものか触ってみようと思います。

リソースの作成

ポータルでの作成

Visual Studio Codeの拡張機能でも出来るのですが、今回はいつもとおり、Azureポータルを利用してリソースを作成したいと思います。

  1. ポータルのリソース作成から「Static Web Apps」を選択します。
    image.png

  2. 必要事項の入力
    必要を事項を入力し、リソースを作成します。

image.png

  • 静的Webアプリの詳細
    • Static Web Appsの名前
  • ホスティングプラン
    • Free/Standardが利用可能
    • Free/Standardの違いについてはこちらをご確認ください
  • Azure Functions とステージングの詳細(リージョン
    • 2021/6/14 時点では「Central US」「East US」「East Asia」「West Europe」「West US」が選択可能なようです。(日本リージョンは未対応)
  • デプロイの詳細
    • GitHubアカウントと連携し、リポジトリーを紐づけます。
  • ビルドの詳細
    • フロントエンドに採用しているFWを選択します(今回はAngular
    • アプリの場所(必須)
      • 規定値(/)
    • API の場所
      • 空白
    • 出力先
      • Buildで出力されるディレクトリ(今回はdist/App名)

動作確認

作成されたAzure Static Web Appsのリソースに行くと、概要のURLの欄にいつものルールとは異なるURLが払出されています。

  • Web Appsの場合
    • https://{webappsの名前*}.azurewebsites.net
  • Static Web Appsの場合
    • https://ランダムな文字列.azurestaticapps.net

そのURL「https://ランダムな文字列.azurestaticapps.net」をクリックすると、GitHubに登録してある資材で画面が表示されます。

せっかくなので、ng newで作成したAngularのひな形プロジェクトをポータルで設定したブランチにPUSHしてみようと思います。

すると・・・

image.png

ビルド後のAngularのひな形ページが表示されています。

どうも、Static Web Appsを作成した際に指定したリポジトリーの情報と採用したフレームワーク(Angular)で自動Buildと自動Deployを行っているようです。
Build/Deployのルールはyamlファイルとして、リソース作成時にAzureからGitHub上のリポジトリーにPUSHされていました。
image.png

また、Build/Deployの履歴もGitHub Actionに履歴として保存されていました。
image.png

まとめ

Azure Static Web Appsのさわりだけ試してみましたが、GitHubとの連携含めて自動Build/DeployまでをUI上だけで実現できるのは、非常に優秀で可能性を感じました。
次回は、GitHub以外でのリポジトリーやFunctionsとの連携を試してみようと思います。

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