エンタメ系企業の社内のいろいろを担当しているakibinです。
いま（2019年12月）タイムリーなHDD廃棄について、USBメモリにDBANをインストールしてHDD上書きまくった話です。
タイムリーなこと
師走の忙しいこのごろ、今年の汚れ今年のうちによろしく、古くなったり使えなくなった端末を今年中に廃棄しよう！と意気込んでいた所、**かの事件**が世間をにぎわしました。
弊社で依頼しようとしている業者さんもだいぶ評判いいですが、やはり最後に信じられるのは己のみ・・・ということで、レッツHDD破壊王！！
DBANとは
Darik's Boot and Nuke (DBAN)はオープンソースのHDDのデータ削除ツールで、消去アルゴリズムとして米国国防総省準拠のものが選択できるなど、無料ながらも高機能を有しています。
かの国のすごいところと同じレベルなら間違いないっしょ！これで3回ぐらい上書き消去して廃棄に出せば大丈夫っしょ！！
DBANのブートUSBメモリ作成
基本こちらの記事を参照させてもらいましたが、DBANのダウンロードページに.exeファイルがアップされていないので、ISOファイルをダウンロードして、Rufusを使用してブートUSBメモリを作成しました。
1.DBANのダウンロードページから2019年12月時点で一番新しいISOファイル［dban-2.3.0_i586.iso］をダウンロード
2.RufusダウンロードページからRufusの実行ファイル［rufus-3.8.exe］をダウンロード
3.フォーマット済みのUSBメモリをPCに挿し、［rufus-3.8.exe］を実行
4.［デバイス］で挿入したUSBを確認、［ブートの種類］の［選択］から［dban-2.3.0_i586.iso］を選択して［スタート］をクリック
5.問題なくUSBメモリが作成されると［準備完了］と表示される
DBANを使用してHDD上書き消去
USBメモリからブートして、あとはこちらの［DBANでハードディスクを完全削除する］以降を参考にして実行しました。詳細に使い方書いてあるので、非常に助かりました！
さーて、どれぐらいかかるかなと思って256GBのHDDを以下設定で実行したところ・・・
- 乱数生成アルゴリズム（Pキーから変更）：MesenneTwister(mt19937ar-cok
- 消去アルゴリズム（Mキーから変更）：GutmannWipe（より完全な消去）
- ベリファイ（Vキーから変更）：Last Pass（最終試行のときのみ）
- 試行回数（Rキーから変更）：3回
16：00〜26：00と10時間ほどかかりました・・・なげー。ここまでやらなくてもなので、ちょい設定を調整します！
というわけで、皆さんどしどしHDD消去して、安眠を手に入れましょう！！
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