認定スクラムマスター資格を更新しました。元々 2023 年 7 月に認定スクラムマスターを取得しており、2 年ごと更新が必要でした。取得した記事がいくつかありましたが、「更新」した記事が少ないようでしたので、自分の経験も書き残しておきます。取得した時の体験記は以下です。
認定スクラムマスターとは
認定スクラムマスターとは、「Scrum Alliance が発行する認定資格」です。
認定スクラムマスター更新の概要
- 更新は 2 年ごと
- 資格ごとに規定の Scrum Education Unit(SEU)を取得する必要がある
- 認定スクラムマスター(CSM)の場合は、20SEU の取得と更新料$100 が必要
- SEU は 1 時間の活動が 1SEU になる。例)1 時間動画を見ると 1SEU がもらえる
- SEU は、動画の視聴、記事の閲覧、イベントへの参加、ボランティア活動などで獲得
更新の流れ
1.SEU を獲得する
イベントへの参加、ウェビナー、読書、ボランティア活動、その他関連する活動や学習によって SEU を獲得することができます。 1 時間につき 1SEU となります。
2.SEU を記録する
scrumalliance.org にログインし、SEU の詳細をプロフィールに更新します。また、記事を読んだり、ウェブサイト上で SEU に該当する他のコンテンツに取り組んだとき、自動的に追跡され、ダッシュボードにSEUが記録されます。
3.更新料の支払い
CMS の場合は$100 を支払う必要があります。
自分の体験と反省
まず、有効期限失効の 90 日前くらいに、資格取得を取得したときに登録したメールアドレスにリマインドのメールが来ます。ここからそろそろやらないとなと思い始めました。このタイミングで更新に必要なことを調べ始めました。Scrum Allianc のマイページから動画や記事をみると、ポイントがたまることがわかりました。
動画一覧ではをみると、動画の視聴だけでも 20 ポイントたまりそうでした。動画をみるのが一番手軽にポイントがたまると思ったので、動画でポイントをためることにしました。ただ、動画はすべて英語でした。
失効の 60 日前くらいから、コツコツと動画を見始めました。動画はスクラム関連の動画で、レトロスペクティブだとか個別のテーマの動画がたくさんありました。特に追加の確認テストのようなものはありません。15 分とか 30 分とか、1 時間の動画がたくさんあり、タイトル見て興味のある内容のものを選んで、合計 20 ポイントになるまで続けました。ログインした状態で動画を視聴していたこともあり、動画を見終わると勝手にポイントが付与されます。20 時間分動画をみる必要があったので、余裕をもって開始できたよかったです。ちょくちょく見ても、まあまあ時間がかかるので。
支払いをどのタイミングでどこからすればいいのかわからなかったので、書き残しておきます。ポイントを 20 ポイント(CMS 取得に必要なポイント)ためると、マイページに支払いのリンクが表示されます。つまり、ポイントをためた後に支払いができるようになります。支払いのリンクから、支払い方法を選んで支払いします。支払い方法は、クレジットカード、Paypal、google pay を選択することができます。
動画は英語でしたので、以下のブログのように拡張機能で日本語にしてから見ればよかったと思いました。せっかくなので、メモを取りながら視聴すれば、もう少しスクラムの知見を広げられたと思いました。
今回は動画だけでポイントをためてしまったのですが、自分でスクラムの本を読んでその読書の時間もポイントとして申請できるようです。CMS を更新するには、スクラムと接点を持つ時間を 20 時間分とることが必要だと思うので、次回はいくつか試してみたいです。
最後
2 年おきに更新が必要というのは、新しい知識がどんどん出てきてキャッチアップが必要ということを示しています。日常的にスクラムに関心をよせてトライができるとよいのかと思いました。スクラム開発では、「改善」が一つのテーマです。改善するにもどう変えるか知識が必要なので、考える種を常に持っておきたいですね。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。