背景
デザインからフロントエンド実装まで一貫して一人で担っているので、とにかく工数を減らしつつ品質を担保したい!
そんな思いから、今回のWebComponentsベースのフレームワークを開発しました。
-
LP(ランディングページ)やコーポレートサイトを量産する案件が多い
-
毎回ヘッダーやフッター、モーダルをイチから書くのがつらい
-
共通要素の更新業務が大変
-
かといって大規模なReactやNext.jsはオーバースペック
-
WordPressは管理が面倒でSEOや表示速度も気になる
こういった開発上の問題とSEO上の問題を解決できる一挙両得の策がWebComponentフレームワークの静的HTML化です。
「デザイン → コーディング → SEO対策」まで一人で完結できます。
どんな業界・案件に活用できる?
特に以下のように 「LPで効率的に集客したい業界」 に最適です。
✅ 不動産(賃貸・売買・投資)
✅ 士業(税理士・行政書士・社労士)
✅ 美容クリニック(脱毛・ホワイトニング・AGA)
✅ 工務店・リフォーム・住宅設備販売
✅ 教室・資格スクール・講座
👉 これらはどこも 広告出稿やSEOが生命線
そのため、LPやキャンペーンページを頻繁に更新・差し替え、常に最新のSEO施策を反映させることが、安定した検索流入と高い成約率を実現するポイントになります。
⚠ デメリット
-
最終的に全コンポーネントを統合して静的HTMLにするので、コンポーネントのカプセル化(動的差し替えなど)は失われる
-
CSSの設計を最初にちゃんとやらないとスケールしにくい
-
WordPressのようなGUI管理画面がないため、非エンジニア(クライアント側)でのテキスト更新はややハードルが高い
-
大人数での開発や、コンポーネント単位での保守は若干向かない
ただし、 中小企業や小規模店舗向けLPならほとんど問題なしです。
🚀 メリット
この構成は、これまでのLPやコーポレートサイト制作でありがちな
「WordPressで管理が煩雑」「React/Next.jsがオーバースペック」「SEOに弱い」
といった問題をまとめて解決できます。
✅ フレームワーク不要 & 超軽量
- WebComponentsベースなのでReactやVueのようなライブラリが不要
- JS依存を極力減らした純粋なHTML/CSS中心の構造
- WordPressのようなPHP/DBも要らず、環境構築が一瞬
✅ SEOと速度で圧倒的に有利
- 納品は完全な静的HTMLになるため、Googleクローラーが即座に全コンテンツを把握可能
- Core Web Vitals(LCP/CLS/FID)をクリアしやすく、SEOやCVR(成約率)にも好影響
- schema.orgなどの構造化データも素直に埋め込める
✅ どんなサーバーでも動く柔軟性
- 出力はただのHTML/CSS/画像なので、LaravelやRailsでも、WordPressテーマとしても利用可能
- S3 + CloudFrontに置けば静的ホスティングも即OK
✅ LP・小規模サイト量産に最適
- ヘッダー、フッター、モーダル(利用規約・プライバシー同意)などをコンポーネント化して共通管理
- テキスト差し替えやカラーバリエーションだけで何十パターンもLPが作れる
- 不動産・士業・美容クリニックなど広告をガンガン回す業種で特に威力を発揮
✅ サーバーサイドエンジニアがいじりやすい
- 納品は静的HTMLなので、後からPHP化・フォーム連携・CMS埋め込みなど自由自在
- 納品後にサーバーサイドエンジニアが好きに改造でき、保守も楽
👉 つまり「早い・強い・どこでも動く」
それがこの WebComponents + puppeteer 静的化フレームワークの最大の価値です。
SEO対策によって何がどれくらい改善されるか
- SEO施策(タグ構造・構造化データ・内部リンク・速度)だけで1.5〜3倍の流入増は普通
- WordPressなどの動的CMSに比べ静的HTMLは3倍以上高速化も多く、SEO・広告にも有利
- Google公式でも「Core Web Vitalsはランキング要因」と明言済み
⚙️ 集客面での強み
🚀 SEO対策をすると何がどれくらい変わるのか?
- 適切なmeta, Hタグ構造, alt属性, schema.org(構造化データ)
- パンくずリストで内部リンク整理
- ページ速度改善(Core Web Vitals対応)
これだけで SEOトラフィックは1.5〜3倍 になる例がザラにあります。
| 対策なし | 対策あり |
|---|---|
| metaタグ適当 / 重複 | title・description最適化でCTR↑ |
| Hタグ未整理 | 見出し構造でクローラー理解↑ |
| altなし | 画像検索トラフィック↑ |
| パンくずなし | 内部リンク構造改善 |
| schema.orgなし | リッチリザルトで目立つ |
| 表示遅い | 滞在率・直帰率大幅改善 |
⚡ ページ速度のインパクト
例)
- WordPress(PHP+DB):TTFB 300〜600ms、LCP 2.5秒
- 静的HTML:TTFB 20〜50ms、LCP 0.9秒
Googleも公言している通り、
ページ読み込みが1秒 → 3秒になると直帰率は約30%増加
つまりSEOだけでなく、広告の品質スコア(CPC)や売上に直結します。
🛠 なぜWebComponentsなのか?
Webサイトはどこも
- ヘッダー(ハンバーガーメニュー)
- フッター(利用規約・プライバシーポリシー)
- フローティングCTA(電話・LINE・フォーム誘導)
といった 同じ共通パーツ で構成されています。
そこでWebComponentsを使えば
- 各パーツをコンポーネント化して再利用
- フレームワーク(React, Vue, Next)不要
- どんな環境にも組み込みやすい
結果的に 「デザイン・コーディング・SEOまでひとりで管理運用できる」 仕組みになりました。
なぜ静的HTML化するのか?
今回のフレームワークは最終的に全てを統合し、1枚の静的HTMLにビルドします。
これにより、
- ✅ バックエンド(PHP, Rails, Laravel...)やAPI、DBを選ばない
- ✅ CDN配信やS3に置くだけで運用可能
- ✅ JSフリーでも問題なくSEOに最適化
つまり「WordPressが要らない」「サーバーを選ばない」「とにかく速いから」です。
なぜPuppeteerなのか?
ViteやWebpackではHTMLテンプレート上に直接置いた WebComponents の動的DOMをうまく展開できません。
そこでPuppeteerを使い、
ブラウザ上で一度完全に描画(SSRのように)した後にHTMLを取得して静的HTML化しています。
🚀 こんなLPを開発したい方へ
- デザインからフロント実装、SEO対策まで一貫して頼みたい
- とにかく速いLPを作って広告成果を上げたい
- WordPressの脆弱性や管理から解放されたい
こういったニーズがあればぜひDMください 🙌
同業の方やエンジニア/ディレクターの方とも情報交換できたら嬉しいです!
YOUTRUST: https://youtrust.jp/users/otsuka_aki
Linkedin: https://www.linkedin.com/in/%E6%9A%81-%E5%A4%A7%E5%A1%9A-778310373/
wantedly: https://www.wantedly.com/id/aki_otsuka_a