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AWSで基盤お試し構築~サーバでコマンドを叩ける環境を作る~

Last updated at Posted at 2019-10-11
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前回の話

AWSで基盤お試し構築~セキュリティグループ&EC2~

前回までにやったこと

セキュリティグループを作って、HTTP通信のみ許可するように設定しました。
それとEC2立てました。


前回までの作業で完成したとこ

いい感じに完成してきた。
image.png


今回目指すところ

サーバに入ってコマンドを叩けるようにする

・コンソールからコマンドを叩きたい
・そのためにはsshでサーバにつなぐのが、最初に思いつく方法
・だけど、セキュリティグループはhttpしか開けてない
・sshとか開けたくないめんどくさ。
・そもそもうちの会社のネットワーク、80と443しか外に出れないんだけど。

じゃあ、どうするの?っていうときのやり方。


SystemsManager セッションマネージャで接続しに行く

これを使うとブラウザ上でコンソールを開いて、サーバでコマンド操作ができるようになる。
Teratermとか使わなくても、ブラウザさえあればCLIやれるぜっていう強者。

ということで、諸々設定する。


IAMロールを作成する
  • マネジメントコンソールからIAMを開く。↓こんな画面が出るはず。
    image.png

  • IAMリソース > ロールを選択する
    こんな画面が出るので、「ロールの作成」を押下する
    image.png

  • こんな画面が出るので、下記の通り選択する。選んだら「次のステップ:アクセス権限」を押下。
    • 信頼されたエンティティの種類を選択:AWSサービス
    • このロールを使用するサービスを選択:EC2
      image.png

  • アタッチするIAMポリシーを選択する
    • 今回は「AmazonEC2RoleforSSM」をアタッチする
    • 検索で「SSM」とか入れたら出てくるので、チェックボックスにチェックを入れる。
    • 終わったら「次のステップ:タグ」を押下。
      image.png

  • タグの追加画面が出るが、オプションなのでそのまま「次のステップ:確認」を押下。
    image.png

  • ロール名にわかりやすい名前を付けて「ロールの作成」を押下。
    image.png

  • 「ロールxxxxxxが作成されました」と出るはず。
    image.png

→これでIAMロールが作成できた。


作成したIAMロールをEC2にアタッチする
  • EC2インスタンス一覧画面を開く
    image.png

  • 前回作成したEC2を右クリックし、以下の通り選択する
    • インスタンスの設定 > IAMロールの割り当て/置換
      image.png

  • さっき作ったIAMロールを選択し、「適用」を押下。
    image.png

  • 割り当てが成功するはず。
    image.png

Session Managerから接続してみる
  • マネジメントコンソールから「SystemsManager」を選択する。
    image.png

  • 左ペインのInstance&Nodesから「セッションマネージャ」を選択する
    image.png

  • 右上「セッションの開始」を押下する
    • IAMロールをアタッチしたEC2が表示されるはず
      image.png

  • EC2を選択して「セッションの開始」を押下する
    • コンソール画面がブラウザの中に表示される
      image.png

→サーバ上でコマンドが叩ける状態になった1


######「いや…なってない」という場合

ルートテーブルの設定を変えましょう。


  • VPCからルートテーブルを選択する
    image.png

  • ルートテーブルの一覧から、前々回くらいに作成したVPCに紐づくルートテーブルを選択する。
    image.png

  • ページ下部にあるタブから、「ルート」を選択し、「ルートの編集」を押下する。
    image.png

  • ルートの編集画面から、「ルートの追加」を押下し、ターゲットで「Internet Gateway」を選択する。
    image.png

  • 選択可能なインターネットゲートウェイが表示されるので、前回くらいに作成したものを選択する。
    image.png

  • 送信先に「0.0.0.0」と入れると、下図のように「0.0.0.0/0」と表示されるので、それを選択する。
    image.png

  • こんな感じの状態になったら、「ルートの保存」を押下し、編集を終える。
    image.png

  • 再度、セッションマネージャから「セッションの開始」を押下すると、接続可能なインスタンスが表示されるはず。
  • 表示されるまで少し時間がかかるので、良かったら煙草吸いに行って下さい。

なかなか終わらないので次回へ。

AWSで基盤お試し構築~nginxで遊ぶ~

  1. インターネットに抜けるようなネットワーク設定になってないとダメ。EC2がアタッチされてるVPCのルートテーブルがlocalで閉じてると、外に出れないのでSessionManagerも使えない。

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