Trelloで時間が来たら通知させたい!とずっと思ってたのですが、なぜか通知されない…ということから事件は起こりました。
単純に、iOSの通知設定でTrelloを完全に通知オフにしていた、というオチを除いて。
とはいえ、ですよ。
iOSの標準カレンダー、標準リマインダーもっと使いたいなーと思ったわけです。
良い使い道ないかなーと考えた結果、Workflowというアプリとの連携が一番しっくり来たので、レシピの使い方を兼ねて、ご紹介しようと思います。
当記事はiOS向けに作られています。
始めに
以下のアプリを入手します。
- Workflow
- Web版Trello もしくは アプリ版Trello
Workflowとは
そもそもWorkflowとはなんぞ、という話ですが、少し前にIFTTTというアプリが便利だ!すごいぞ!と話題になり、一世を風靡したのですが、WorkflowはIFTTTのアプリ版です。
違いを以下に示しましょう。
- IFTTT
- URLスキームや提携フォームを利用し、Webアプリやアプリ間連携を行える
- サーバがあり、定期的にレシピを実行している
- Workflow
- URLスキームや提携フォーム、変数、条件分岐を行い、iOSアプリ間で連携できる
- 場合によっては文字列置換や入力させたり、選択肢を用意したりできます
- ウィジットに配置したり、ホーム画面に置いたり、Apple Watchから実行できる
見ていただいた通り、Workflowはできることの幅が広いです。
レシピとは何なのか
簡単に言えば、料理で言うところの調理方法が記載されたモノです。
Workflowで言えば、アプリから受け取ったデータ(画像、日付、URL、テキストなど何でも良い)をどう処理したいかを記載したものがレシピというわけです。
(最近、dockerとかでもレシピって聞くようになったんですけど、何でだろ…)
Workflowでのレシピの作り方
実際のレシピを見ていただいた方が早いと思いますので、以下のレシピを使ってみてください。
上は標準リマインダーで完了したタスクを単純に消し去ってくれるレシピです。
下はちょっと複雑なことを行なってますが、TrelloのBoard内のListから日付が設定されている、今日こなすべきCardを全て取得し、標準リマインダーと標準カレンダーに登録してくれるレシピです。
標準カレンダーの15分前に通知を一回、カレンダー終了予定は30分後に設定していますが、完了時刻を入力して決めていくこともできます。
だいたい何時頃からできてどれぐらいかかるっていうのはタスクによって様々なので、とりあえずこれで設定していますが、超絶便利です。(タスクの量が多くなると入力が面倒臭くなるのでこれぐらいがベスト。むしろ、重いタスクは時間を開ければ良いという発想です。)
実際の使い方
朝起きたらガジェットにいる、「to remind from trello」をタップします。
すると、タップした日のタスクがどさっとリマインダーとカレンダーに登録されます。
リマインダーに登録している時間になり、完了したタスクはリマインダーから完了済みにしましょう。
リマインダーから通知が届き、実施できなかったタスクも完了済みにしちゃいましょう。
実施できなかったものは、Trello上のCardに新しい日時を登録すればOKです。
夜寝る前にガジェットにいる、「Completed Remind delete」をタップして寝ます。
ビューティフォー!
過去に何やったかも一目瞭然なので、すごい助かる…。
あれっていつ何やったっけが振りかえれるんですよ、すごくないですか。
Trello単品だとListの数次第ではとんでもなく捜査量が多くなるので、Listの数をTodoとDone程度にしておき、Todoにはこなすタスクを置いていく、Doneは完了したらタスクを置いていく、ぐらいの使い方が良さそうです。
どうっすか、このレシピ。よくないっすか。
今のところ個人的な最適解ですが、もっといい改善案が欲しいっす。コメントお待ちしてます。
プロジェクト単位で使う場合はこの使い方が推奨されません。
自分担当のタスクを引っ張ってくる、ということができません。