#はじめに
新しいPCを組んで、Debianを入れたりUbuntuを入れたり、Debianで最新のカーネルをビルドして適用したりして遊んでいました。
そして、また新しくDebianをインストールし直そうとしたら、「grub-instal dummy faild」というエラーが出ました。
あれ?と思い、Ubuntuのインストールも試したところ、同じくgrubのインストールで失敗しました。
それ以降、どちらのOSもインストールできなくなってしまいました。
いろいろ試して何とか直せたので、なぜ直ったのかわかりませんが、やったことを書いておきます。
#環境
CPU: AMD Athlon 200GE
GPU: Raedon Vega 3(CPU内蔵)
マザーボード: ASUS PRIME B450M-A
SSD: SanDisk SDSSDH3 250G
OS1: Debian-10.3
OS2: Ubuntu-ja-18.04.3
#作業
- SSDのSecure Eraseを行う。
- Ubuntu Live USBからブートし、端末(ターミナル)を起動してスーパーユーザに切り替える。
$ sudo -i
- こちらの記事の通りにSecure Eraseを実行する。
- CMOSクリアを行う。
- マザーボードの説明にある手順通りにCMOSクリアを行う。
- CSMを無効にする。
- UEFI BIOSの設定を起動しブートの項目からCSMを無効にする。
- OSをインストールする。
- 通常の手順でインストールする。
- 途中で、「BIOS互換モードのOSがあります。UEFIを強行しますか。」的なメッセージが出ますが、強行します。
#おわり
不要な作業も含まれているかもしれませんが、私の場合は以上の手順でインストールに成功しました。
不思議なのはSSDをSecure Eraseしたはずなのに、インストール時に他のOSがあると判断されることです。
実際はSecure Eraseできずに、内容が消えていないのかもしれませんが私にはわかりません。
推測しかできませんが、いろいろやっているうちにBIOS互換モードに設定されて、その情報がずっと残っていたせいで失敗していたのかもしれません。
CSMを無効にし、UEFIを強制することでインストールできるようになったのではないかと考えています。
同じエラーが発生している方の助けになれば幸いでございます。