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HULFTビジネスのCRMを改善してみる!

Last updated at Posted at 2025-12-15

この記事は、 セゾンテクノロジー Advent Calendar 2025 の16日目の記事です。シリーズ2では HULFTDataSpider の開発メンバーによる投稿をお届けします🕊️

はじめに

こんにちは。セゾンテクノロジーの杉山と申します。
昨年のアドベントカレンダーでは、HULFT10の製品戦略をデータ分析にて妥当検証してみる!の記事を書かせていただきました。
今回は、このデータ分析の結果からさらに顧客解像度を上げたデータ構造にできないかと奮闘してみた経験談となります。

◇今までの状況(CRM)

当社のCRMは、活用できるデータをたくさん収集することはできているが、そのデータ群を使いこなせていないという課題があります。
何度もこの課題が議題となり、改善活動が始まるものの解決されずに終息してしまうという状況を繰り返していました。
そこで、今回はこの状況を少しでも前進させようと活動を開始することになりました。

◇顧客の解像度をあげるには

CRMをしっかりと構築して、カスタマーサクセスに繋げるためにはアウトカムの特定が不可欠であることが分かりました。
しかし、アウトカムを検討していくと結局べき論だけになってしまい、色んな部門の理想を完璧に叶えようとすると実現に何年もかかってしまう…という状態になりました。
そこで、一番の課題であった「顧客の解像度を上げる」と観点をゴールにしてまずは手を動かしてみるということになりました。

プロダクトの販売状況は、製品が出荷される際に発行される「シリアルNo」をキーとして購入したエンドユーザー様の情報が紐づいてます。
よって、HULFTを例にとってみると…
1. HULFT製品がどんなシステムで使用されているのか
2. 相手先のシステム数はどれくらい存在するのか
3. 一日の集配信量
4. HULFTが導入されているシステムの更改情報
これらの情報が分からない状態です。

顧客の解像度を上げる」ために、これらの情報を収集して管理していく必要があります。

◇CRM改善活動①

顧客の解像度を上げる」ために、下記の活動を行いました。
1. 現在足りていないデータの洗出し
2. 新情報を収集した後のER図作成
3. データ概要図・データ定義の作成
4. データの収集方法の検討

この中でも、4.の活動を検討することがとても難しかったです。
必要なデータを収集するにも、自分達の力で膨大な顧客データを収集・入力することは不可能でした。
よって、ユーザー様へ入力してもらう必要がでてきました。
ただ、入力画面を作成して入力依頼をしてもほとんどのユーザー様は入力してくれないであろう…
よって、このデータを入力することでユーザー様にとってもメリットがある方法を提案する必要がありました。
そこで、目をつけたのが「ライセンス棚卸」です。
恐らく、この記事を読んでいただいている方々の会社でも定期的にライセンス棚卸の実施がされていると思います。
このライセンス管理が、ユーザー様にとって簡易になることをメリットとしてデータ収集方法を提案しました。
現在は、以下の図のようにmyHULFTシステムより「シリアルNo」単位で管理していただいています。
これをシステム情報を入力していただくことによって、システム単位でライセンス管理が可能となります。
image.png
この案を、ライセンス管理システムの部門へ打診を行い賛同いただきました。
次期改修予定となりますので、今後のアップデートをお待ちください!

◇CRM改善活動②

◇今までの状況(CRM)で記載した通り、データ群を使いこなせていないという点で、営業活動の紐づきが出来ていないという課題もあります。
そこで、今度は営業が顧客訪問へ行く前などに訪問先の「過去5年の活動を教えて」と問うと活動状況を答えてくれるようなエージェント型AIの作成を検討しています。
このような事例をSnowflake社の製品で発見し、活用を検討しています。
image.png
これらが完成すると、過去の活動についても把握したうえでユーザー様と会話することができ、会話ひとつを取っても信頼度が変わってくると思います。
こちらについても、色んな部門の協力を得ながら構築していく予定です!

◇今後の展望

現在は、色んな活動が点となって動いているように見えるかもしれませんが、ひとつひとつ完成させていくことで今まで活用しきれていなかったデータ元にカスタマーサクセスへ繋げていきたいです。
顧客関係管理(CRM)をしっかりと構築し、顧客との関係を強化していきたいと考えています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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