Javascript 備忘録2 <スコープ>

■スコープとは
→変数が見える範囲のことをさす

■グローバルスコープ

let a = 0;
let b = 0;

window.c = 0;

上のように指定した場合、グローバルスコープとなる。
→グローバルで宣言した変数は、同じスクリプト内ならどこからでも呼び出すことが可能。

■関数スコープ

function a() {
    let b = 0;
    // このconsole.logは出力される
    console.log(b);
}
// 変数bが宣言されているのは関数a野中なので、関数a野中でのみ使用することができる
console.log(b);

■レキシカルスコープ(外部スコープ)

let a = 2;

function fn1() {
    let b = 3;
    function fn2() {
        let c = 4;
    }
}

→今回のソースコードでは、aはグローバル変数となるのでfn1、fn2からでも呼び出せる
→fn2からみると外部の変数であるa、b
→これはfn2内で呼び出すことが可能である
→このことをレキシカルスコープ（外部スコープ）という

■クロージャー

数字をインクリメントする関数を作りたい

increment();
increment();
increment();

function increment() {
   num = 0;
   num += 1;
   console.log(num);
};

→上のソースコードだと関数increment()が呼ばれるたびに、numは初期化されてしまうので、
コンソールに出力されるのは0のみ

function incrementFactory() {
    num = 0;
    function() increment() {
        num += 1;
    }
    return increment;
}

const increment = incrementFactory();

increment();
increment();
increment();

→まず、incrementFactory()が呼び出されることにより、numが初期化される
→その後、incrementFactory内にある関数incrementが返り値で戻ってくる
→そのため,constで宣言したincrementを呼び出しても、numは初期化されることはなく、インクリメントのみが行われるこになる