Windows 10 にアップデート(1803)がきて Windows Subsystem for Linux(Ubuntu) で Windows側のファイルパーミッションが変更できるようになったので試してみました。
環境
Windows 10 April 2018 Update バージョン 1803
Ubuntu 16.04.4 LTS
パーミッション変更
Windows 10 をアップデートして早速試してみるもパーミッションが変更できない・・・。
こちらの記事を参考にして変更できるようになりました。
http://ascii.jp/elem/000/001/623/1623594/
いったんアンマウントして metadataオプションをつけてマウントするとパーミッションが変更できるようになります。
$ sudo umount /mnt/c
$ sudo mount -t drvfs C: /mnt/c -o metadata
マウントオプション設定
ただ、上記の方法ではWSLを閉じると設定が元に戻ってしまいます・・・。
こちらの記事を参考にwsl.confを作成することで、起動時にマウントオプションを設定できるようになりました。
http://ascii.jp/elem/000/001/634/1634120/
最初は /etc/wsl.conf ファイルがないので新しく作成します。
$ sudo vim /etc/wsl.conf
以下のように設定することで起動時に自動でマウントオプションが設定されるようになります。
[automount]
enabled = true
options = "metadata"
mountFsTab = false
デフォルトパーミッション
デフォルトのファイルパーミッションは「666」、ディレクトリパーミッションは「777」になっていますが、
これをファイルは「644」、ディレクトリは「755」で作成されるようにするには.profileの以下の行のコメントを削除します。
umask 022