Mac のスリープを妨げるプロセスを自動終了してスリープさせる方法
はじめに
Mac を使っていると、特定のアプリやプロセスが「スリープを妨げる」状態になることがあります。
そこで今回は、妨害プロセスを検出して終了し、確実にスリープさせるスクリプトを作成し、さらに Automator を使って Dock やショートカットから簡単に呼び出せるようにする方法を紹介します。
🛠 ステップ1: スクリプトを作成
まずはターミナルでスクリプトを作成し、実行可能にします。
保存後、実行権限を付与します:
chmod +x ~/sleepfix.sh
🛠 ステップ2: Automator アプリを作成
Automator を開きます(アプリケーションフォルダにあります)。
「新規書類」→「アプリケーション」を選択します。
検索バーに Run Shell Script と入力し、ワークフローにドラッグします。
スクリプトのパスを貼り付けます:
~/sleep.sh
アプリを SleepFix.app として保存します。
🛠 ステップ3: Dock に追加またはショートカットを割り当てる
Dock: 作成した Sleep.app を Dock にドラッグします。クリックするとスクリプトが実行され、Mac がスリープします。
ショートカット: システム設定 → キーボード → ショートカット → App ショートカットを開き、SleepFix.app 用の新しいショートカットを追加します。
⚠️ 注意点
kill -9 は強制終了なので、重要なアプリが落ちる可能性があります。必要に応じて kill に変更してください。
特定のアプリだけを終了したい場合は、プロセス名をフィルタリングする処理を追加すると安全です。