AI WorkDeckは、専門的な文書作業のためのオープンソースワークスペースです。法的業務から始め、文書エディタ、エージェント、参照元、版の履歴を一つの作業環境にまとめています。
チャットで下書きを得るだけでなく、最終ファイルを誰がどのように確認するかを重視している点が特徴です。
1. AIの変更をレビュー可能な差分として扱う
エージェントは構造化されたツールを通して文書を編集します。組み込みのLibreOffice WASMエディタで追跡変更とコメントを確認でき、変更を承認・却下するワークフローとチェックポイントからの復旧が用意されています。
「回答が正しそうか」だけでなく、実際の文書のどこが変わったかを確認する設計です。
2. 根拠となる資料へ戻れる
文書内の一節と裏付け資料を関連付け、引用からソースの該当箇所へ移動できます。参照先の変更や消失の検出、検索プロバイダーを拡張するためのevidence-providerインターフェースも公開されています。
3. 版の比較と拡張
並行して作成した下書きの三方マージ、段落レベルの由来確認、Git履歴を組み合わせています。また、Webペイン、Javaツール、宣言的テンプレート、再利用可能なSkillsを追加するプラグイン基盤があります。
コードとドキュメント
- リポジトリ(AGPL-3.0-or-later):https://github.com/AI-WorkDeck/aiworkdeck
- エディタの基本操作:https://github.com/AI-WorkDeck/aiworkdeck/blob/master/docs/AI_EDITOR_PRIMITIVES.md
- Evidence contract:https://github.com/AI-WorkDeck/aiworkdeck/blob/master/docs/EVIDENCE_CONTRACT.md
- プラグインガイド:https://github.com/AI-WorkDeck/aiworkdeck/blob/master/docs/plugin-guide.md
法的判断を自動化するものではなく、専門家が変更と根拠を確認しやすくする基盤という位置づけです。複雑な書式や参照リンクの再現可能なケースなど、開発へのフィードバックも歓迎されています。
本記事は公式リポジトリの公開情報をもとに日本語で構成しています。最新の仕様とリリース状態は、上記の一次情報をご確認ください。