GoogleCalendarAPIのWebhook先をAzureのFunction Appにしたい時に、ドメインの所有者の確認が必要になる。ドメインの所有者の確認はSearch Consoleで行うが、確認する方式はいくつかあるが、今回は、ドメインのルートURLでアクセスした時に下記のようなヘッダーが入った認証用のページを作成して、確認する方式を取ることにする。
<meta name="google-site-verification" content="xxxxxxxxxx" />
前提
- AzureのFunction Appではカスタムドメインは使用しない
使用するもの
- Azure Function Appのプロキシ設定
- Azure ストレージアカウント
手順
- Function Appを作った時に自動で作られたストレージアカウント(別に新しく作ってもいいかもしれない)のBLOB SERVICEでコンテナの追加を行う。その時に「パブリック アクセス レベル」を「BLOB」にする
- 認証用のメタタグの入った、HTMLファイルを作成する。
- 新しく作ったコンテナー配下に認証用のメタタグの入ったHTMLファイルをアップする。アップできたら、そのファイル(BLOB)のプロパティでURLをコピーする。ブラウザでそのコピーしたURLにアクセスし、作成したHTMLが表示され、ヘッダーに認証用メタタグが埋め込まれているか確認する。
- Function Appの画面を開き、「プロキシ」で新しいプロキシを作成する。コピーしたURLが、ドメインのルートURLで見られるようにプロキシの設定を行う。プロキシを設定しない状態で、ルートURLにアクセスすると「Your Function App is up and running」というメッセージの画面が表示される。
- Search Consoleで確認手続きを行い、登録を完了する