はじめに
こちらの記事は、JANOG57(大阪)で開催されたNETCONのLevel1-5問題の解説です。
問題文
データセンタの Leaf スイッチ 2 台で MLAG を構成し、
サーバ(または Spine)へ冗長接続する構成を作成した。
しかし、MLAG が確立せず inactive のまま となっている。
物理リンクは up
Peer Link も up
それでも MLAG が確立しない
原因を特定し、正しい MLAG 設定に修正せよ。
トポロジ
達成条件
show mlag のstateがRT02とRT03でactiveになること
#show mlag
MLAG Configuration:
domain-id : MLAG-DOMAIN
local-interface : Vlan4094
peer-address : 192.168.0.1
peer-link : Port-Channel100
hb-peer-address : 0.0.0.0
peer-config : consistent
MLAG Status:
state : Active
negotiation status : Connected
peer-link status : Up
local-int status : Up
system-id : 02:1c:73:59:7a:fc
dual-primary detection : Disabled
dual-primary interface errdisabled : False
MLAG Ports:
Disabled : 0
Configured : 0
Inactive : 0
Active-partial : 0
Active-full : 1
回答
domain-idが異なっているため、修正し一致させることによって、MLAG確立させる。
達成条件ではdomain-id : MLAG-DOMAINになっているため、RT03側のdomain-idを修正する。
RT3(config)#mlag configuration
RT3(config-mlag)#domain-id MLAG-DOMAIN
解説
domain-id は MLAGドメイン(ペア)を識別する名前 です。
MLAGを組む2台のスイッチで必ず同じ値にする必要があります。
さいごに
本問題に挑戦していただいた皆さま、本当にありがとうございます。
MLAGを設定する際に、うっかり見逃してしまいがちなポイントを題材にしてみました。
なぜかActiveにならないな、と悩んだときはチェックポイントとしてこの問題を思い出してもらえたらうれしいです。
