はじめに
この記事は、現状コミットメッセージにprefixを運用していて(しようとしている)、fish shellを利用している(しようとしている)方が対象です。
ここで紹介するprefixに関しては、こちらの記事を参照しています。
fish shellのバージョンは執筆時点で最新の3.5.0を利用しています。
fish shellに関しては、こちらの記事に丁寧にまとめていただいているので、まだインストールされていない方は、参照してみてください。
利用方法
prefixの運用をしていて、後からコミットログを見返すと、わりとprefixがついていないことがあります。
fish shellでabbrで短縮コマンドを登録しておくことで、わずらわしい入力を簡潔にすませることができ、
短縮コマンドを利用するようになるので、prefixのつけ忘れや入力ミスを減らすことができます。
(入力が楽なので、短縮コマンド使うよねって意味で。)
以下のコマンドを、config.fish
ファイルに追記します。
先頭にg
を付与していますが、管理していく上でどのアプリケーションかわからなくなってしまうので、gitであることがわかるようにしています。
そこまで多くない場合は、g
をつけなくてもいいかも。
abbr -a gcmfe git commit -m \"feat:
abbr -a gcmfi git commit -m \"fix:
abbr -a gcmc git commit -m \"chore:
abbr -a gcmd git commit -m \"docs:
abbr -a gcms git commit -m \"style:
abbr -a gcmr git commit -m \"refactor:
abbr -a gcmp git commit -m \"perf:
abbr -a gcmt git commit -m \"test:
短縮コマンドを利用することで、煩わしい入力を簡潔にすますことができるようになります。
普段、頻繁に利用しているコマンドはこの機に整理して、短縮コマンドとして登録するのはどうでしょうか。