この記事を読むと、、
- 「関連用語」を使って「NAS」を説明できるようになる
- 「NAS」がもっと好きになる(多分)
関連用語
RAID / NFS / SMB/CIFS / DAS / SAN
[復習用] 記事の内容を見る前に上記の言葉で「NAS」を説明してみよう!
企画説明
- クラウドって何?って人に聞かれて説明してるけど俺もよく知らないや、、
- ドキュメント読んでみてるけど半分くらい何言ってるか分かんない、、
- 今日の夕飯はナスの炒めものにしよっかな〜、あれ、NASってなんだっけ?
みたいなことが結構あったので、知ったかしていたIT用語を毎日一個ずつちゃんと学んでいこうっていう企画です!
昨日の記事はこちら↓
NASとは
NAS = Network Attached Storage = LANに接続して用いるファイル共有システム
各種機能
-
RAID = Redundant Array of Inexpensive Disks
- 安価な補助記憶装置を複数接続して、以下の機能を提供する
- ストライピング
- ミラーリング
- パリティ訂正符号による冗長化
- 安価な補助記憶装置を複数接続して、以下の機能を提供する
- dm-cryptなどによるディスクの暗号/復号化
- ウイルススキャン
NASで用いられるファイルシステム
- ext4 = 4th extended file system
- Linuxにおけるジャーナリングファイルシステムの一つ
- cf. ジャーナリングファイルシステム = ファイルのメタデータをジャーナルに保存しておくことで、メタデータの破損を防ぐシステム
- Linuxにおけるジャーナリングファイルシステムの一つ
- btrfs = B-tree file system
- ディレクトリ構造にB木を用いる
- COW = Copy-On-Write = 実際に書き込まれるまで複製しない方式
- 複製後に何も書き込まなかった場合のメモリの無駄をなくせる
- CRC32Cによるチェックサム
- ZFS
NASで用いられるファイル共有プロトコル
-
NFS = Network File System
- 主にUNIXで用いられる
-
SMB/CIFS = Server Message Block / Common Internet File System
- 主にWindowsで用いられる
- AFP = Apple Filing Protocol
- macOSなどで用いられる
- HTTP
NASに類似のストレージシステム
-
DAS = Direct Attached Storage = サーバとストレージを1対1で接続する形態
- 構成が簡単
-
SAN = Storage Area Network = LANとは別のストレージ用のネットワークを構築する形態
- ストレージの集中管理や高速で安定した通信が可能
- 導入の難易度は高い
参考資料
- https://en.wikipedia.org/wiki/Network-attached_storage
- https://en.wikipedia.org/wiki/Dm-crypt
- https://en.wikipedia.org/wiki/Ext4
- https://en.wikipedia.org/wiki/Journaling_file_system
- https://en.wikipedia.org/wiki/Btrfs
- https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/lib-f/tech/beginner/san-nas-das/