はじめに
「3Dモデル作る知識は全くないけど、作りたい!」と思ったので、AIにつくってもらうことにしました
Claude Codeは、MCPという仕組みを使って外部ツールと連携できます
その連携先としてBlenderを選ぶと、テキストで指示するだけでBlender上にオブジェクトを生成したり、マテリアルを変更したりできるようになるようです
この記事では、Windows環境でBlender 5.2とClaude CodeをMCP経由で連携させる手順をまとめました
動作確認した環境
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| OS | Windows 11 Pro(25H2) |
| Blender | 5.2.0 LTS |
| Claude Code | 最新版 |
| Python | 3.13.15 |
BlenderをMCP連携させると何ができるか
連携することで、Blenderの操作は一切しません。代わりに Claude Codeのチャットから 日本語でプロンプトを投げるだけでBlenderが動いて、3Dモデルが生成されます
- 例
- 「低ポリのドラゴンを作って、金の宝箱の前に配置して」
- 「車のマテリアルを赤のメタリックに変えて」
- 「スタジオ風のライティングに調整して」
- 「Poly Havenから岩と植生をダウンロードしてビーチシーンを作って」
セットアップの全体像
手順は大きく3つです
- uv(Pythonパッケージマネージャー)をインストールする
- BlenderMCPアドオンをBlenderに導入する
- Claude CodeにMCPサーバーを登録する
すんなりいければ、所要時間は10〜15分程度です
環境を整える
uvのインストール
BlenderMCPはuvxコマンドで実行します
PowerShellを管理者権限で開いて以下を実行します
powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"
PS C:\Users\user> powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"
downloading uv 0.12.7 (x86_64-pc-windows-msvc)
installing to C:\Users\user\.local\bin
uv.exe
uvx.exe
uvw.exe
everything's installed!
PS C:\Users\user> uvx --version
uvx 0.12.7 (61291a8ca 2026-08-27 x86_64-pc-windows-msvc)
BlenderMCPアドオンを導入する
PowerShellで以下を実行すると、Blenderにアドオンが自動でインストールされます
uvx blender-mcp install-addon
PS C:\Users\user> uvx blender-mcp install-addon
Installed Blender MCP addon to C:\Users\user\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\5.2\scripts\addons\blender_mcp.py.
In Blender: Preferences → Add-ons → disable then enable 'Interface: Blender MCP', or restart Blender, then click Start MCP Server.
Blenderでの有効化
- Blenderを起動する
-
Edit(編集) → Preferences(プリファレンス) → Add-ons(アドオン)を開く -
Blender MCPのチェックボックスをオンにする
Claude CodeにMCPサーバーを登録する
PowerShellで以下を実行します
claude mcp add blender uvx blender-mcp
MCP連携の失敗を修正します (´;ω;`)
PowerShellで以下を実行すると接続が失敗しています
PS C:\Users\user> claude mcp list
blender: uvx blender-mcp - ✘ Failed to connect
Windowsでハマりやすい PATHの問題 っぽい
Claudeがuvxを見つけられない場合は、設定ファイルを編集します
ClaudeCodeで、設定ファイルを修正してもらいパスを追加してもらいました
❯ uv はインストールしている
C:\Users\user\.local\bin
● Update(.claude\settings.json)
Added 1 line, removed 1 line
{
"env": {
"PATH": "C:\\Users\\user\\.local\\bin;%PATH%"
},
"permissions": {
"allow": [
設定を更新しました。Claude Codeを再起動すると新しいPATHが反映されます。
再起動後は uvx がそのまま使えるようになります。再起動してから試してみてください。
PS C:\Users\user> claude mcp list
blender: uvx blender-mcp - ✔ Connected
接続する
- Blenderの3D ViewでNキーを押してサイドバーを開く
- BlenderMCPタブを選ぶ
-
Connect to MCP Serverボタンをクリックする
- クリックすることで、
Disconnect from MCP Serverにボタン名が変わります
実際に使ってみる
接続できたら、Claude Codeのチャットに指示を出してみます
シンプルなオブジェクト生成:
Blenderのシーンに赤いキューブを3つ、ランダムな位置に配置して
---
完了しました。Blenderのシーンに以下の3つの赤いキューブを配置しました:
- RedCube_1、RedCube_2、RedCube_3 の名前でそれぞれ作成
- 各キューブのX・Y座標は -5 ~ 5 の範囲でランダム配置
- Z座標は 0 ~ 5 の範囲でランダム配置
- 全キューブに赤い Principled BSDF マテリアルを適用
マテリアルの変更:
RedCubeにゴールドのメタリックマテリアルを適用して
---
完了しました。RedCube_1、RedCube_2、RedCube_3 の3つ全てに以下のゴールドメタリックマテリアルを適用しました:
- Base Color: ゴールド(RGB: 1.0, 0.766, 0.336)
- Metallic: 1.0(完全メタリック)
- Roughness: 0.2(光沢感あり)
マテリアルが適用されていなそう…
シーン構築:
夕暮れのビーチシーンを作って。砂浜、岩、やしの木を配置して、HDRIで照明を設定して
---
夕暮れのビーチシーンが完成しました。構成内容は以下の通りです:
オブジェクト
- 砂浜 — 40×40 の広いプレーン(砂色マテリアル + 凹凸モディファイア)
- 岩 — 5個のICO球を変形・配置(石灰色マテリアル)
- ヤシの木 — 3本(幹・葉・ヤシの実)、それぞれ少し傾けて自然な見た目に
照明
- Sky Texture(Hosek-Wilkie) — World ノードで夕暮れ空を再現(turbidity=6 で夕焼け感強め)
- SunsetLight — オレンジ色の太陽光(地平線近くの低い角度)
レンダー
- エンジン:Cycles(サンプル数 64)
- カメラ:ビーチを正面から見る位置に配置
Blender で F12 を押すとレンダリングできます。空の色味や太陽の角度を調整したい場合はお知らせください。
まとめ
このような感じで、Claude CodeとBlenderをMCP連携させることで、コードを書かずに会話ベースで3D制作ができるようになります
セットアップのポイントをまとめると:
- uvxのインストールとPATHの確認を忘れずに
- BlenderのBlenderMCPタブから接続しないとClaudeがBlenderを操作できない
Blenderの操作に詳しくなくても、AIに任せながら必要な3Dモデルを作ることができるようになります
作ったモデルは、Unityで読み込めるので、興味があればぜひ試してみてください


