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Node.jsをアップデートできない問題を解決した (Apple M1)

Last updated at Posted at 2022-11-06

背景

firebaseをインストールしたのですが、Node.jsのバージョンが古くて「Incompatibleだよ」と言われました。
そのためNode.jsをアップデートしようとしたのですが、つまづいてしまったので、解決した方法をこの記事に書くことにしました。

症状

Firebaseコマンドを利用しようとしたらターミナルがこのように表示してきました。

Firebase CLI v11.16.0 is incompatible with Node.js v12.19.0 Please upgrade Node.js to version ^14.18.0 || >=16.4.0

どうやらNode.jsのバージョンを16.4.0以上にアップグレードしなければいけないようです。

HomebrewおよびNodebrewをインストールしており、Nodebrewを利用してNode.jsのアップデートを試行しました。

Node.jsアップグレード失敗。"Darwin arm64 is not supported"

nodebrewでnode.jsをアップグレードを試しましたが、失敗し以下のエラーを吐きました。

Darwin arm64 is not supported

こうなる理由は、私のNodebrewのバージョン(v1.0.1)では、「arm64」、つまりApple M1はサポートされていないためのようです。

そのため、Node.jsの前に、まずNodebrewのアップデートが必要になりました。
まずは「Nodebrewのアップデート」、次に「Node.jsのアップグレード」の手順を紹介します。

解決

Homebrewをアップデート

一応Homebrewもアップデートしておきます。Homebrewのアップデートのコマンドは以下の通りです。

brew update

nodebrewアップデート

nodebrewのアップデートを以下のコマンドで実行します。

brew install nodebrew

しかし、、、成功しているようなのですが、以下のコマンドでバージョンを確認すると、

nodebrew -v
//結果: nodebrew 1.0.1

なんと、、、全く変わっていません。
(実際には、アップデートは出来ていました)

パスを通す

上記のようにバージョンが変わっていないように見えたのは、以下のパスを通していないためでした。

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

このパスをディレクトリの .zshrc か .bashrc に記入する必要があります。

.zshrc か .bashrcか、についてですが、
自分のMacのデフォルトのシェルを調べるコマンドがあります。以下のコマンドを実行します。

echo $SHELL

私の場合はこれで .zshrc だというのが判明しました。
そのため、.zshrc にパスを記入することにします。

パスの通し方

以下のコマンドを実行し、進めました。

//ホームディレクトリに移動
cd ~/

// ディレクトリ内のファイルを一覧表示(.zshrcなどは隠しファイルのためこのコマンドが必要
ls -a

// 設定ファイルがない場合にはこれで作成(.zshrcの場合)
touch .zshrc

// .zshrcを開く
open ~/.zshrc

これで設定ファイル(.zshrc)が開けます。
テキストエディットで開けるはずなので、そこに以下のパスを記入します。

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

その後、ターミナルでパス変更を反映させます。

source ~/.zshrc

これでパスが通りました。
改めてnodebrewのバージョンを再確認します。

nodebrew -v
//結果: nodebrew 1.1.0

これでNodebrewのアップデートがついに成功しました。

Node.jsのアップグレード

Nodebrewが正しくアップデートできたので、次はNode.jsです。以下のコマンドで最新の安定版がインストールできます。

nodebrew install-binary stable

バージョン確認のため、以下のコマンドを叩きます

node -v
//結果: v18.12.1

Node.jsのアップグレードが成功したことが分かりました。これでOKです。

※これでもバージョンが変わらないようであれば、以下のコマンドを利用してください。バージョンを指定できます。

nodebrew use 18.12.1
// バージョンはインストールしたものを入力してください

ちなみに、これによりFirebaseのエラーは突破したのですが、別のエラー(digital envelope routines::unsupported)が発生しましたが、これは以下の記事の内容で解決しました。

参考になったページ

ありがとうございました。

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