はじめに
開発や日常業務におけるAIの活用事例の勉強会に参加している身なのですが、「自分自身であまりエージェントを作ったり、どういうツールが使えるようになっているのか」と、実際に手を動かせていないなと思ったので、ハンズオン形式のイベントに参加した報告をします。ちなみに、結論から言うと、とてもタメになり、面白かったです!
参加したイベント
参加したイベントは、以下です。
概要に「AIエージェントからVonage MCPサーバーを使って、SMSを送信したり、電話をかけてみよう」とあり、めちゃめちゃ興味が惹かれる内容かつ先着20人というのもあり、即応募しました。
ちなみに、ハンズオン内容については記事が公開されており、Vonageのアカウントやクレジットがあれば、誰でも簡単に実装できる内容・解説になっています!
使った主なツールの説明
Vonage
音声通話、SMSなどのコミュニケーション機能をAPI経由で利用可能にするCommunication Platform as a Service (CPaaS)。また、コミュニケーション以外にも、AIや認証機能も利用可能である。
ツールの利用方法について、2つあるらしく、KDDI Web Communications (KWC) 経由での利用と通常利用があり、参加したハンズオンは前者で登録をしたため、後者ではログインできず、結構ややこしく感じました。(ハンズオンでそこはカバーされていました。)
Postman
APIを簡単にテスト・開発出来るツールです。話はよく聞いていたのですが、基盤屋さんだったので、なかなか触る機会が無く、このハンズオンを機に触ることが出来たので良かったです。ハンズオンというのが大きいですが、めちゃめちゃ簡単に感じちゃいました()
Claude
言わずもがなのAnthropic社が提供する生成AIモデルですね。今回はClaude経由でアプリを実現します。
今回のアプリケーションの構成
Claudeを介して、MCPによりVonageの各種機能 (SMS送信・音声電話の発信) を実行するという感じです!
実際にClaudeにSMS送信依頼!
アプリ構築は順調に進み、いざClaudeに以下の指示を出します。
090XXXXYYYYに「Vonage MCP Serverのテストです。ハンズオン成功!」とSMSを送ってください。
本当に返ってきました。自動音声の電話のテストもしましたが、これも無事聞くことが出来ました。AIツール1つで、SMS・電話が出来るようになるとは...。我々の仕事の負担もどんどん減っていきそうです!
まとめ
Vonageの凄さとClaudeでこういったタスクが代替できるという現実のダブルパンチを食らいました。
置いてかれているのを実感しました。何事もAIでやれないかな~と思うのは大事ですね!