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AWS CloudShell用 nanoの使い方

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はじめに

CloudShellで使用できるエディタにnanoがあります。

自分はviをよく使っていたので、今後nanoにも慣れていこうと考え記事にしました。
ヘルプを見ればよいのですが、CloudShellではヘルプ通りに動かないものもありましたので、自分が使いそうな基本的な操作をまとめてみました。

参考

起動、保存、終了

  • 起動:nanoまたはnano hoge.txt
  • 保存:Ctrl+S
  • モードを指定して保存:Ctrl+O/F3
  • 終了:Ctrl+X/F2
    • 未保存時は確認が求められ、Yを入力
    • 保存するモードの指定が求められます

保存モードは、以下の保存方法を組み合わせて、Enterで決定します。

  • DOSフォーマットで保存/MACフォーマットで保存:Alt+D/Alt+M
  • 上書き、後ろに追加の切り替え:Alt+A
  • 上書き、前に追加の切り替え:Alt+P
  • バックアップファイル保存有無:Alt+B

以下の例だと、「前に追加」「DOSフォーマット」「バックアップファイルを保存」になります
image.png

Ctrl+Tは、ブラウザが新しくタブを開いてしまいました。

ヘルプ、情報等

  • ヘルプ:F1/Ctrl+G
  • 行数、語数、文字数:Alt+D
    • image.png
  • カーソルの位置:Ctrl+C/F11
    • image.png

コピーぺースト、カットペースト

  • 1行コピー&ペースト
    1. 対象行に移動
    2. Alt+6でコピー
    3. Ctrl+U/F10でペースト
  • 選択範囲コピー&ペースト
    1. Ctrl+6/Alt+Aで、開始
    2. 十字キーで範囲指定
    3. Alt+6で決定
    4. Ctrl+U/F10でペースト
  • 1行カット&ペースト
    1. 対象行に移動
    2. F9でカット
    3. Ctrl+U/F10でペースト
  • 選択範囲カット&ペースト
    1. Ctrl+6/Alt+Aで、開始
    2. 十字キーで範囲指定
    3. F9で決定
    4. Ctrl+U/F10でペースト
  • 現在位置からファイル末までカット
    • Alt+T

元に戻す(Undo)、やり直し(Redo)

  • Undo:Alt+U
  • Redo:Alt+E

検索

検索モード

  • 始める
    • 検索:F6
    • 置換:Alt+RまたはCtrl+\
  • キャンセル:Ctrl+C

検索モード ON/OFF

  • 正規表現モード ON/OFF:Alt+R
  • 検索のみ、置換の切り替え:Ctrl+R

操作

検索時は、各種モードを切り替えて、検索したい文字列(ここでは"hoge"とします)を入力してEnterで決定します。
image.png

正規表現の場合は以下のようになります。
image.png

  • 次を検索:Alt+W
  • 前を検索:Alt+Q

置換の場合は以下のように、Enter入力後、置換後の文字列の入力が求められます。
image.png
image.png
Enter後、以下のように指示ができます。
image.png

おわりに

今回は、CloudShell上でのnanoの基本的な操作について記事にしました。
Cloud9がアレなことになってしまったので、今後はCloudShellに比重を置こうかと考えて調べました。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

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