はじめに
いままでAWSはCloud9で扱っていましたが、思い立ってAWS Toolkit for Visual Studio Codeを使ってみようと思いました。
またAWSIAM Identity Centerも経験がなかったのでこれを機に触り、Toolkitの接続に使ってみました。
概要
以下のことを行います。
- IAM Identity Centerの作成
- 作成時にAWS Organizationsが作られます
- ユーザ作成
- ユーザをAWSアカウントに割り当て
- 許可セットを作成し設定
- VSCodeで拡張機能インストール
- 接続
参考
やってみた
IAM Identity Center
作成
Organizations未使用でしたので、使う旨のポップアップが出てきました。


作成直後は、以下のダッシュボードに遷移しました。右にあるアクセスポータルのURLは、Toolkitとの接続に使いますので、コピーしておいてください。

ユーザ追加
IAM Identity Center上で使用するユーザを追加します。

メールアドレスでの認証にしました。

グループ作成は任意ですので、今回はスキップして次へ。

ユーザを追加します。

設定したメールアドレスに検証の旨が送信されます。

検証の段階でパスワードを作成します。

アカウントに割り当て
認証したユーザを、アカウントに割り当てます。


先ほどのユーザを選択します。

許可セットで、ユーザに権限を付けます。

色々な出来合いの許可セットがあります。今回はAdministratorAccessを選択しました。

セッション時間を12時間で設定。

作成し、ユーザーとグループの割り当てに戻り、更新・選択。

確認画面でチェックし、割り当てします。


拡張機能インストール
VSCodeの拡張機能で、AWS Toolkitを検索しインストールします。

接続
コマンドパレットから"AWS: Connect to AWS"を選択します。

接続方法はIAM Identity Centerを選択。

コンソールのダッシュボードにあった、アクセスポータルURLをペーストします。

リージョンを選択。

VSCode側でコードを表示して、AWS側でサインオンに使う旨のポップアップが表示されます。


VSCodeの右下にコードがポップしますのでコピーします。

VSCodeが開いてくれたサイトに、コードや認証情報を入力します。

Allowで、Toolkitからつながるようになります。

左のアイコンにAWSがありますので、そこからエクスプローラーを表示して接続します。


リージョンが使いたい場所でない場合は、右クリックでリージョンを変えられます


おわりに
今までCloud9で使ってきたToolkitを、PCのVSCodeで使うよう設定してみました。Cloud9のほうが慣れている分、使いやすいと感じています。
どちらでもできるように、状況に応じて使い分けてみようと思います。

