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VsCodeでのGithub Copilotの無料プラン設定方法

Last updated at Posted at 2025-08-06

はじめに

VsCode上でGithub Copilotの連携を行う際に、無料プランで連携する方法を簡単にまとめていきたいと思います。

前提

前提としてGithubアカウントを作成する必要があるので、
持っていない方は新規登録を行ってから以下の手順に進んでください

メインページの「Sign up」からいけます!
image.png

無料プランの注意

無料プランは制限が決まっていて、あまり多く使用することはできません。
たくさん使いたい方は、有料プランの検討をおすすめします。

以下は2025年時点での比較表
※変動する可能性があるので、公式ドキュメントを要参照

プラン名 月額料金($) 主な対象 主な機能 プレミアムリクエスト上限 利用可能AIモデル
Free $0 学生・教職員・OSSメンテナー 基本的なコード補完・チャット 月50回まで GPT-4.1(制限あり)など
Pro $10 or 100 個人開発者 無制限の補完・チャット・複数モデル対応 月300回まで GPT-4.1, Claude 3.7, Gemini 2.5など
Pro+ $39 or 390 高度な個人利用者 Proの全機能+モデル選択・拡張機能 月1,500回まで GPT-4.1, Claude Opus, Gemini Proなど
Business $19(月/ユーザー) チーム・企業 組織管理・SSO・セキュリティ機能 契約内容により変動 上記モデル+管理機能付き
Enterprise 要問い合わせ 大企業・組織 高度なセキュリティ・カスタマイズ 契約内容により変動 フルモデル選択+専用機能

※「プレミアムリクエスト」とは、高性能モデルや拡張機能を使う際に消費される利用枠です。追加購入も可能($0.04/回)。
※学生・教職員はGitHub Education経由でFreeプランを無料利用可能。

1. Githubアカウントの設定を行う

Dashboard画面の右上のアイコンをクリックする

image.png

するとメニューが出てくるので、その中から「Your Copilot」をクリックする
image.png

設定ページに飛ぶので、ページ上部にある「Start using Copilot Free」を押して有効化する
image.png

2. VsCodeで拡張機能を設定する

拡張機能の検索欄からCopilotを検索し、「install」ボタンをクリックする
image.png

インストール完了後にGithubアカウントの紐付けを行う
※導線は他にもあるが、一例として以下の画像の印の部分から行う
image.png

紐付けが完了すると、右下にCopilotのキャラクターが表示される
image.png

3. プライバシー設定

※もしも仕事で利用する場合等は、必ずチーム内での認識を合わせて細かく設定してください(この記事ではあくまでも個人用に向けたものです)

先ほどCopilotを有効化した「Your Copilot」ページ下部の「Privacy」欄を確認する
image.png

この辺の設定項目の意味をCopilotに聞いてみた
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Suggestions matching public code(公開コードと一致する提案)

何これ

Copilot が提案するコードが、GitHub 上の公開リポジトリに存在するコードと一致しているかどうかを判断し、それを許可するかブロックするかを選べる設定

どういう影響があるか

  • 許可すると、Copilot は公開コードと一致する提案も含めて表示する。つまり、既存のオープンソースコードを参考にした提案が出る可能性がある
  • ブロックすると、Copilot は公開コードと一致する提案を避けるようになるので、著作権やライセンスの懸念がある場合に有効である
    個人利用でのおすすめ
  • 許可がおすすめ。より多くの有用なコード提案が得られる
  • ただし、商用利用やライセンスに敏感なプロジェクトではブロックも検討

Allow GitHub to use my data for product improvements(製品改善のためのデータ利用を許可)

何これ

ユーザー(自分自身)が Copilot に入力したプロンプト(指示)や、Copilot が生成したコード提案などのデータを、GitHub が製品の改善(バグ修正、機能向上など)に使うことを許可する設定

どういう影響があるか

  • 許可すると、GitHub はあなたの使用データを分析して Copilot の品質向上に役立てる
  • 拒否すると、あなたのデータは製品改善には使われない
    個人利用でのおすすめ
  • 任意。Copilot の進化に貢献したいなら許可、プライバシー重視なら無効でもOK

Allow GitHub to use my data for AI model training(AIモデルの学習のためのデータ利用を許可)

何これ

ユーザー(自分自身)の入力や Copilot の提案を、AIモデルの再学習・強化に使うことを許可する設定。つまり、あなたの使ったデータが将来の Copilot の学習材料になる可能性がある

どういう影響があるか

  • 許可すると、あなたのコードや指示が AI の学習に使われ、将来的な提案精度の向上に貢献する
  • 拒否すると、あなたのデータは AI モデルの学習には使わない
    個人利用でのおすすめ
  • 無効推奨。個人コードが学習に使われることに抵抗がある人が多く、特に機密性のあるコードでは無効が安心である

超注意事項

初期設定でも色々とプライバシー部分の設定は行ってくれていますが、
APIキーパスワード等の重大な情報を迂闊にAIに投げると大変なことになるので、
取り扱いには十分に注意してください!

いざ実践!(チャット機能編)

※無料プランでは、月に50回までしか使用できないので注意
まずはプロジェクトのフォルダを開いて、右上の最小化の左にあるアイコンをクリックする
image.png
画像のように右側に入力欄が表示されれば準備完了

入力欄に聞きたいことを入れて、送信アイコンをクリックする
image.png

送信アイコンをクリックすると、要件に応じた回答が返ってくる
image.png

今回はプロジェクトを作成するという質問を投げたので、Create Workspaceでこんな感じに出来上がり
image.png
image.png

補足

チャット欄を日本語化したい場合は、拡張機能で日本語化してあげると適応されるっぽい
image.png

補足2

他のモデルに切り替えたい場合は、AIモデルが書いてるところをクリックして切り替えが可能
image.png

いざ実践!(補完機能編)

※無料プランでは、月に2000回までしか使用できないので注意

特定のファイルを開いて、実装を行いたい部分で改行するかマウスフォーカスすると、
画像のように薄く文字が表示される
image.png

この状態でTabを押すと、候補に挙がったコードが実装されていく
image.png

その処理の終わりまで候補をひたすら出し続けてくれるので、自分が実装したいところまで繰り返すだけ

まとめ

今回は無料プランでの使用方法といくつかの機能を簡単に紹介してみました。
使い方次第では、自己学習や生成AIによる実装の学習などを効率良く行えると思うので、
参考になる箇所があればぜひ試してみてください!

ただし、一部にも記載しましたが、重大な情報を気軽にAIに渡したり
楽だからと全部丸投げして適当に学習するのはあまりお勧めできないので、
上手く共存することが大事だと自分は思います:relaxed:

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