というわけで、前回準備した機材を使ってネットワーク構築を進めます。
#1. 無線LAN親機:WMR-433W2
中身を取り出すとこんな感じ
ポーチとLANケーブル、USBケーブルが入っています。
電源入れる前に、自宅のWi-Fi環境に合わせて5GHz、2.4GHzを選んでおきましょう〜
#設置・初期設定ガイドにそって設定します。
https://manual.buffalo.jp/buf-doc/35021754-01.pdf
①本製品を設置・配線する
「無線LAN(ホテルなどの無線LANサービス)に接続する場合」を実施
②インターネットに接続する
自身のPCに合わせて実施
このときPCのIPはDHCPから拾うように設定しておくか、
192.168.13.2〜192.168.13.254にしておきましょう。
※今回はDHCP想定で書きます
※192.168.13.1はWMR-433W2のIPで基本的に変更不可です。
③インターネットに接続する(無線LANに接続する場合)を実施
設定が終わると再起動します。
起動するまで時間がかかりますが
「再起動が完了しました」
が表示されるまでガマン
#動作確認
WMR-433W2の再起動がおわったら動作確認します。
PCのWi-FiがBuffalo-[A|G]-????に接続され、
IPが192.168.13.???(DHCPの場合はおそらく192.168.13.2)になっているのを確認して、
ブラウザ等でwww.yahoo.co.jpとかのページが開ければOKです。
#2. PoE Switch:TP-LINK TL-SG105PE
ACアダプタが恐ろしくでかい。
XBOXのACアダプタをみて愕然したのがよみがえってきたw
このSwitch、前のページでも書いた通り、
いろいろな機能を持っており、その設定用に管理画面を持っています。
また、管理画面用IPはDHCPで取得されるため、
このIPがいちいち変動するのもイヤなので
管理画面用IPを固定化(192.168.13.200)します。
##2-1. 結線
TL-SG105PEの電源を入れる前に、
WMR-433W2に付属していたLANケーブルで
起動中のWMR-433W2とTL-SG105PEの5番ポートをつないでおきます。
これは、TL-SG105PEの管理画面用IPをWMR-433W2からDHCPで取得させるためです。
はやまってWMR-433W2とTL-SG105PEをつなぐ前に
TL-SG105PEの電源を入れてしまった場合は
つないでからTL-SG105PEの電源を入れ直せばOKです。
##2-2. 設定
・TL-SG105PEの電源を入れます
この状態で
192.168.13.1 WMR-433W2
192.168.13.2 PC
192.168.13.3 TL-SG105PE
となっているはずです。
PCをDHCPにせず、192.168.13.2以外に設定した場合は
TL-SG105PEに192.168.13.2が割り振られるかもしれません。
・ブラウザで管理画面にアクセスします
http://192.168.13.3/ にアクセスするとこんな画面が出るはず。
User NameとPasswordの初期値はどちらもadminですが
ログインするとパスワード変更を求められます。
・IP設定
パスワード変更が終わったら、
左ペインのSystem→IP Settingを選び、
DHCP Disableとし、IPを192.168.13.200にします。(スクショ取り忘れたw)
設定後しばらくすると勝手に192.168.13.200にリダイレクトされます。
管理画面トップページに戻り、SystemInfoで
IP Address 192.168.13.200
Default Gateway 192.168.13.1
になっていればOKです。
・その他
設定は上記で終了ですが、左ペインから探索して、
このスイッチで何ができるのか、一度みてみるのもいいでしょう。
また、念のためFirmwareもみてみたのですが、
機器のFirmは[20200415 Rel.55282]
下のページにあったのが[20200313-rel.38213]でしたので
そのままにしておきました。
https://www.tp-link.com/us/support/download/tl-sg105pe/
#今回はここまで〜
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