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AWS SAP備忘録

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前回からの続きです。

さて自分にとって本丸であるSAP試験。これに受かったら転職活動始めようとずっと思ってたので気合が入ります。
「資格取るに越したことはないけど、別になくてもやりたいって意思と、学習してることをちゃんとアピールすれば割と通るよ」ということも相談してた方からは言われたのですが、如何せん僕は面倒臭い性格なので、最低限取っておかないと筋が通らないと考えてます。頑固。
あと過去にDBが得意という触れ込みで入ってきた人がER図を知らず、結果メンバーが足りず炎上した経験があるため、僕が採用側だったら業務で使用経験なしだけど学習はしてますという人を信用しないというのもある。

今回購入した書籍はこちら
AWS認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル
解説が用語レベルに留まらず、今回の試験の問題に合わせてちゃんとベストプラクティスを解説してくれているのがありがたい。
過去問は前回同様Cliud Licenseです。今回もしっかり活躍してくれました。前回記事でも書いたけど、絶対料金設定ミスってるよ、これ...。

先の書籍を一通り読んでから、隙間時間を利用して7問1セットの過去問を解いていき、あまりピンとこなかった箇所については書籍見直したり、ドキュメント見たり。
模試の結果としては
10/16 403
10/20 507
10/22 520
10/29 572
当初は10月中に取りたいと思っており31日に試験申し込みしてたが確実に落ちるため1週間後、11/7にリスケ。
11/3 598
11/5 689
これ、もう1回リスケした方が良いか...?と思ったが、自分の性格上またリスケするとズルズル先延ばししそうだったので、そのまま。
11/6 689
合格点にはやはり届いてないが、まあ前回も本番が一番良かったしイケるだろというアレな思考のもと受験
結果781で合格
なんで...?

SAAとSAPで感じた問題の違いは以下の通り。

手拍子で回答ができない

SAAだと特定のキーワードが出たら回答はコレみたいな問題が多く出題されたが、SAPだとそういった問題は出ない。問題読む途中で「あ、これ多分正解の選択肢はこの用語出てくるな」とか考えてたら選択肢4つ全部に該当単語が出てくるというのがザラ。そのためザッと見ての回答だと痛い目を見る。

チェーホフの銃が成立しない

創作においてチェーホフの銃という用語がある。これは創作における用語の1つであり、「ストーリーで登場するものには必然性がなければならない」という意味である。SAPの特徴として問題文が(回答もだけど)割と長いのだが、その中で特に無くても回答に影響がない、言ってしまえば不要な部分が多く存在する。そのためある程度文章から必要な情報を取捨選択しながら読んでいく必要がある。

正解ではなく最適解を

個人的に一番厄介に感じたのはこの部分。選択肢の中で要件を満たせる選択肢が複数存在するということが多々ある。そのため最初の選択肢で要件を満たすことができてもそれがイコール正解の選択肢とは限らない。実は最後の選択肢が最適解なんてことも少なくない。故に途中で正解だと思しき選択肢が出ても全ての回答を読み進める必要があり、結果として時間がギリギリになりやすい。

以上です。
これから受ける方の参考になりましたら幸いです。

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