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「リモートデスクトップ接続」時のキーボードレイアウト

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数ヶ月前のことですが、地味ながらも気持ち悪い事象が発生し、解決したので、軽くメモ。

背景、ことの発端

vCenter ConverterでX2Vをすると、変換後の仮想マシンのキーボードレイアウトが101キーボードに変わるという仕様がある(https://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2058615)。

したがって、106キーボードで設定されたOSをコンバートした場合、101キーボードになるので、コンバート前後で同じ環境にするためには、レジストリを操作して、106キーボードに戻す作業が必要になる。

しかし、とある業務の検証作業の際、顧客側担当者より「普通に106キーボードなんですけど」と言われたのがことの発端。

こちらとあちら

社内に持ち帰り、この件を検証していたところ、仮想マシンへの接続方法が社内で検討した時と顧客側担当が操作するときとで違うことに思い当たった。
こちらはvSphere Clientのコンソール画面で101キーボードになることを確認していたが、あちらはリモートデスクトップ接続で繋いで、106キーボードだと言っていたのである。

リモートデスクトップ接続の仕業ということが判明

仮想マシンへの接続方法が違うことがキーボードレイアウトに影響を与えている可能性が高いと思い、検証した結果、これはビンゴであった。
確認できたリモートデスクトップ接続のキーボードレイアウトに関する挙動は次の通り:

  1. リモートデスクトップ接続でユーザーにログインすると、接続元のキーボードレイアウトが接続先のキーボードレイアウトを上書きする
  2. リモートデスクトップ接続で上書きされたキーボードレイアウトはログインセッション中は有効なまま

検証はここまでにしましたが、逆にローカルでログイン済みのセッションにリモートデスクトップ接続したら、キーボードレイアウトは上書きされないんだろうなぁとか。
RDPの仕様なのか、「リモートデスクトップ接続」の仕様なのか……。

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