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Photoshopファイルを一括でpngにしたいエンジニア向けの記事

Last updated at Posted at 2016-10-31

psd(Photoshop)ファイルを大量に受け取ったけど、私はpngが欲しかったのだ…というエンジニアに捧ぐ。
差し戻してもいいんだけどそれだと時間がかかるし、これくらいのことエンジニアなら自分でやりたい、というときは以下の手順でやってみれば、この先もきっと役に立つ時はまた来る。

Photoshopでは、任意の一連の作業を「アクション」として登録することができます
「ファイルを開き、画像サイズを変更し、pngとして保存する」というアクションを作成し、
そのアクションを複数ファイルにまとめて行う、という手順です。
PhotoshopCCです。

  1. Photoshopを開く。まだ該当ファイルは開きません

  2. ウィンドウ→アクションを選択。アクションウィンドウが開きます
    スクリーンショット 2016-10-31 15.59.20.png

  3. アクションウィンドウの下部の「新規アクションを作成」ボタンをクリック。
    スクリーンショット 2016-10-31 16.00.26z.png

  4. アクション名を入力し(ここでは「png化」としておきます)、「記録」ボタンをクリックします。この瞬間から、一連の作業の登録が始まります(アクションウィンドウの録画ボタンが赤くなります)
    スクリーンショット 2016-10-31 16.06.47.png

  5. 登録したい一連の作業を間違えずに行います。今回は「ファイルを開く」「画像サイズを変更する」「pngで保存する」の3つの作業を行います。

  6. 完了したら、アクションウィンドウの「録画停止ボタン」を押します。こんな感じにアクションが登録されてればオーケーです。無事にアクションが作れました。
    スクリーンショット 2016-10-31 16.05.39.png

  7. では、登録されたアクションを使います。「ファイル→自動処理→ドロップレットを作成」を選択します
    スクリーンショット 2016-10-31 15.12.56.png

  8. 以下のよう画面になります。

    • 「ドロップレットを保存」
      • この一連のアクションをドロップレットファイルとして保存します。保存場所を指定します。(ドロップレット… ドラッグ&ドロップで使用出来るアプレット?)
    • 「実行」
      • セットとアクションから、先ほど作ったアクションを選択します。また、今回は「"開く"コマンドを無視」にチェックを入れます。
    • 「実行後」
      • 今回はpngに変換した結果を新しいファイルとして保存するわけなので、「フォルダー」を選択し、保存先を指定します。また、「"別名で保存"コマンドを省略」にチェックを入れます。今回は複数ファイルの一括変換をするアクションなので、開くファイルや保存先のファイルの指定を毎回手で指定したり、ファイル名を固定にしておくことができないので、このような対応になります。ちなみに今回の場合、保存時のファイル名は元ファイルと同じになります(拡張子だけpsd->pngになります)。法則を指定することも可能。見ればわかると思います
        スクリーンショット 2016-10-31 15.16.29z.png
  9. 「OK」をクリック。ドロップレットが作成されているのを確認します
    スクリーンショット 2016-10-31 16.28.11.png

  10. あとは、このpsd_to_png.app に psdファイルをドカッとドロップしてやれば、Photoshopが頑張って全部pngにしてくれます!

これでまた一つ、グラフィックでやきもきしなくて良くなりました

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