有史以来,プログラミング言語のマスコットキャラクターの王座にD言語くんが君臨し続けていることは皆さんご存知のことかと思いますが1,近年Gopherの勢威が増し続けていることが指摘されています2.そこで本当の王者は一体誰なのか調べるため,我々はMaker Faire Tokyo 2015へと向かいました.
そこで我々を待ち受けていたのはIntel Edisonのブースにあった「召喚らくがきモンスターズ」というゲームでした.自分が描いたキャラクター同士で戦えるとの情報に,調査班は動揺を隠せませんでした.我々がGopherとD言語くんを対決させるという結論に至ったことも,無理はないものでした.
技術的な詳細は上のページに載っているのでぜひご覧ください.なんとソフトウェアはオープンソースとして公開しているようです3.すごい!
「召喚らくがきモンスターズ」の周りには人がたくさん集まっていて,プレイの順番待ち行列が連なっていました.列に並んでいる合間に手のひら大のシートに好きなキャラクターの絵を描いて,順番が来たらいざゲームの始まりです!「魔法の書」というコントローラーのスキャナ部分にキャラクターシートを重ねて,マイクに「召喚!」と叫んだら画面の中でキャラクターが命を吹き込まれます!移動方法は「魔法の書」は手をかざすことでその方向に移動させるというものでした.マイクに向かって「パンチ」・「キック」と言ったり技名を叫んだりすることで相手に攻撃をすることができました.「こなくそ」とか「むむむ」とか思わず言葉が出ちゃったときも反応して技が出てたので正確性よりも反応性を重視しているのでしょう.ラグもなく,自分の操作に従って画面内のキャラクターがとても気持ちが良いものでした.
では,実際の勝負を見てみましょう.僕が描いたキャラクターはもちろん!
_人人人人人_
> Gopher <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
フハハハハ!!!あのDに手足がついただけのふざけたやつを粉砕してやるのだ!!!!
勝負の初めはD言語くんが優勢な展開でした.しかし,途中でGopherの技が連続で決まり,体力の有利を奪います.その後,お互いが必殺技を出す展開になりましたが,D言語くんの必殺技は不発!Gopherの一撃が決まって勝ちました!やったーーー!!
##着地攻めされるD言語くん ![着地攻めされるD言語くん](https://i.gyazo.com/0a21579b454d1fa8d088184799ce04d4.gif)