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vscode TODO-HIGHLIGHTの非公式Document

Last updated at Posted at 2018-10-07

この記事は以下のバージョンで検証しています

  • vscode v1.27.2
  • TODO Highlight v1.0.4

TODO Highlightとは

Vscodeの拡張機能。
プロジェクト内のファイルにTODO:もしくはFIXME:と表記している場所を拾い、一覧のリストを表示することができる。

コマンドパレットからtodohighlight.toggleHighlightを呼ぶとハイライトをon/offできる。

TODO Highlight - Visual Studio Marketplace

ちなみに、どんなにマイナーな言語だろうと設定さえすれば使える。

コマンドパレットからtodohighlight.listAnnotationsを呼ぶとリストを表示できる。

このコマンドを実行した時にファイル中からTODO:を拾いにいくのであって、TODO:と書き込んで保存しただけでは一覧に加わらないので注意。
このコマンドは多用することになるのでkeybindings.jsonに以下を追加すると便利。

{
"key": "ctrl+shift+t",
"command": "todohighlight.listAnnotations"
},

この設定により、"ctrl+shift+t"でリストを表示できる。

検索条件

初期設定ではTODO:もしくはFIXME:の文字を探してファイル内の検索を行っている。

  1. 大文字であること
  2. コロン(:)を付けること

これだけ守っていればちゃんと拾ってくれる。

コンソール

todohighlight.listAnnotationsを実行するとコンソールに一覧が表示される。

#1	file:///Users/hoge/path/to/README.md:17:22
	TODO: hoge

#2	file:///Users/hoge/path/to/index.js:5:1
	FIXME: fuga

リンク部分をoption+クリックでファイルを開くことができる。

FLQ(よくありそうな質問)

リストのURIをoption+クリックしたらエラーになるんだけど。

todohighlight.toggleURIをtrueに設定してみるといいよ!


markdownに書いたTODO:がリストアップされないんだけど。

todohighlight.includeで設定できるよ!


リスト機能は使いたいけどハイライトはウザい。

コマンドパレットからtodohighlight.toggleHighlightを呼んだらいいよ!


NOTE:とかDEBUG:とか独自のキーワード使いたい。

todohighlight.keywordsで設定できるよ!


ハイライトのデザイン変えたい

todohighlight.defaultStyleでカスタマイズできるよ!

コマンド

注: ここからは公式そのままです。

コマンドパレット(cmd+shift+p)から呼び出せるコマンド

todohighlight.toggleHighlight

ハイライトのon/off切り替え

todohighlight.listAnnotations

キーワードをファイル内から収集してリストを表示

todohighlight.showOutputChannel

リストを表示(収集は行わない)

設定

User settingsから設定できる項目

todohighlight.isEnable

ハイライトするか否か。初期設定はtrue

todohighlight.isCaseSensitive

大文字と小文字を区別するか否か。初期設定はtrue
falseにするとtodo:の様に小文字でも検索対象になる。

todohighlight.keywords

検索対象になるキーワードを追加。公式の例を以下に記す。

"todohighlight.keywords": [
    "DEBUG:",
    "REVIEW:",
    {
        "text": "NOTE:",
        "color": "#ff0000",
        "backgroundColor": "yellow",
        "overviewRulerColor": "grey"
    },
    {
        "text": "HACK:",
        "color": "#000",
        "isWholeLine": false,
    },
    {
        "text": "TODO:",
        "color": "red",
        "border": "1px solid red",
        "borderRadius": "2px", //注:borderRadiusを `border`と一緒に使うと、何も変わらないでしょう      
        "backgroundColor": "rgba(0,0,0,.2)",
        //他のスタイリングのプロパティはここに書くといいよ
    }
],

この設定によりDEBUG:REVIEW:が追加される。NOTE:HACK:はスタイルも指定、もとからあるTODO:はstyleが上書きされて違うデザインのハイライトになる。

image.png

todohighlight.keywordsPattern

todohighlight.keywordsはテキストを追加するが、この項目は正規表現でのパターンを追加する。

"todohighlight.keywordsPattern": "TODO:|FIXME:|\\(([^)]+)\\)",
//highlight `TODO:`,`FIXME:` or content between parentheses 

この設定では括弧()をも検索対象に加えている。

ちなみに以下の設定でconsole.なんちゃらをピックアップできる。ただしconsole.log埋め込みまくりのコードはカオスになるので注意。

"todohighlight.keywordsPattern": "console.\\w*"

todohighlight.defaultStyle

デフォルトのハイライトデザインをカスタマイズする。
以下の設定では角が丸くなりハイライトが行全体になる。

"todohighlight.defaultStyle": {
    "color": "red",
    "backgroundColor": "#ffab00",
    "overviewRulerColor": "#ffab00",
    "cursor": "pointer",
    "border": "1px solid #eee",
    "borderRadius": "10px",
    "isWholeLine": true,
},

image.png

todohighlight.include

TODO管理をするファイルを指定。初期状態は以下のファイルをGlobで指定してある。

"todohighlight.include": [
	"**/*.js",
	"**/*.jsx",
	"**/*.ts",
	"**/*.tsx",
	"**/*.html",
	"**/*.php",
	"**/*.css",
	"**/*.scss"
],

初期設定ではmarkdownは管理対象外になっている。管理するには以下の様に設定追加。

]
...
// 追加する
"**/*.md",
...
[

todohighlight.exclude

TODO管理から除外するファイル(ディレクトリ)を指定。初期状態は以下。

  "todohighlight.exclude": [
    "**/node_modules/**",
    "**/bower_components/**",
    "**/dist/**",
    "**/build/**",
    "**/.vscode/**",
    "**/.github/**",
    "**/_output/**",
    "**/*.min.*",
    "**/*.map",
    "**/.next/**"
  ],

todohighlight.maxFilesForSearch

「検索のための最大ファイル、ほとんどあなたはこれを設定する必要はありません。」(公式からgoogle翻訳)

todohighlight.toggleURI

コンソールに出力されるファイルパスを設定。初期設定はfalse
option+クリックでファイルに飛べない時はtrueに設定してみると直る。

その他

このプラグインを使うことで設定したTODOを拾うことができますが、落とし穴がひとつ。
それは「TODOを設定したけどそのまま開いてないプロジェクトはTODOが忘れ去られてしまう」ということ。

そこで以下のテクニックが使える。

  • 上層のdirectoryでvscodeを開く
  • "ctrl+shift+t"でTODOリストを表示

これで下層のTODOを全てリストアップしてくれる。

極端な話、ホームディレクトリからでもできるけど、それなりに時間がかかる。
code ~/path/to/repoくらいで開いて試してみるといいです。

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