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GitHub利用の基本的な流れ -- ローカルマシン・サーバーでの基本操作 ③

Last updated at Posted at 2024-11-30

※ この記事は細部にこだわらず、とにかく git clonegit init から git pullgit pullgit push まで短時間に到達できるよう社内およびカスタマー向けに書かれたものを一部編集して公開しています。

初めてのPUSHとその後のルーティーン

Github でのレポジトリの操作は、編集した変更を追加(add)して確定(commit)したものをアップロード(push)することになります。また、リポジトリがほかのメンバーによって編集されている可能性がある場合は、そのファイルを同期(pull)させてからアップロードします。それぞれのアクションについての詳細は以下の通りです。

これら一連の流れの中で、確定アップロード同期のことを Github の用語で、コマンドと対応して、それぞれコミット (commit)・プッシュ (push)・プル (pull)と呼んでいます。また、Github におけるすべての CRUD 操作Commitment(コミットメント)という操作で行われます。このため、コミットメントを行うと毎回コメントの記入を求められます。頻度が多いので、あまり深く考えず、一言コメントを入力してください。

git add

ファイルを編集したり、フォルダを追加したりした後にリポジトリにプッシュするための最初の手続きとして、対象となるファイル・フォルダを指定し、コミット対象ファイルとして追加します。

これ以降の操作は、.git フォルダが置いてあるディレクトリに移動して行う必要があります。.gitgit init を実行したディレクトリ(git clone で導入した場合はそのファイル群の最上位階層)になります。

git add <追加するファイル・フォルダ>

すべて追加する場合は以下のように . を指定します。

git add .

また、example フォルダ内の Python ファイル(拡張子が .py)のみを追加したい場合、ワイルドカード * を使って以下のようなコマンドを使うことができます。

git add example/*.py

git commit

git add で追加されたファイル・フォルダをプッシュする前にコミットを行います。このとき、それぞれのコミットに対するコメントを追加してください。

git commit -m "コメント"

git push

コミットしたファイル・フォルダをリポジトリにプッシュします。ここで master 以外のブランチを指定する場合は事前に git branch -M で指定しておく必要があります。

git push origin <ブランチ名>

例えば、ブランチの指定を行っていない場合、以下のような master に対するプッシュ以外だとエラーになります。

git push origin master

もし、main というブランチ(リポジトリに作成されている必要がある)にプッシュしたい場合、以下のような流れになります。

git branch -M main << 一度設定すればそれ以降必要なし
git pusg origin main

git branch -M はブランチが複数ある場合に一度設定したブランチを変更する際にも使えます。

git pull

リポジトリでチーム作業を行っている場合、編集中にほかのメンバーが先にプッシュしている可能性があります。この可能性がある場合は、事前にプルで同期をしてからプッシュしてください。

git pull

同じファイルでコンフリクトが起きた場合はプッシュした後に差分を表示させることができます。

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