環境
・Windows10
・GNS3 version 2.2.15
・Cisco 3745(IOS Version 12.4)
vlanとは
Vitual Lanの略で、仮想的にLANセグメントを作る技術。
ブロードキャストドメインが区切れるのが嬉しい。（不要なBUM削減）
今回の検証
ポートVLANを使用して、VLANを切りかつ同一のIPアドレスを付与し疎通確認する。
具体的には、Black（SW）のIF1/1のポートVLANを手動で変えて、Greenから随時Pingで疎通をとる。
# 確認コマンド
・IPアドレス：show ip interface breaf
・VLAN：show vlan-switch (※環境によって変わる）
・MAC：show mac-address-table
・ARP情報：show arp
・ARPキャッシュクリア：clear arp-cache
・ICMPの到達：debug ip icmp
ポイント
・Bule、Red、Orangeではdebug ip icmpを実施するべし。
・GNS3のCisco SWは少し癖がありますので使用モジュールには注意すべし。
・GNS3のBugなのか不明だが、ARP解決しない場合がある…。対処方法はBlackをrebootしたら安定した。
結果
無事にBlack側のIFのVLANを変更すると、経路が変わったことを確認できました。
まとめ
・VLANを分けることによって重複したIPの付与が可能
（異なるVLAN間で同一IPで通信をする際はARP解決とかの問題で疎通はとれなさそうだが…）
・設定および確認コマンドを知ることができた。