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CentOS7 ユーザーを追加する

Last updated at Posted at 2019-03-23

CentOS7へのユーザーの追加方法を説明します。基本的なコマンドですが、よく忘れるのでメモしておきます。ユーザーを追加するにはuseraddコマンドを使用します。

useraddコマンド

オプション(よく使うものだけ)
-c コメントコメントです。下の例では、"Guest User"と指定しています。
-d ホームディレクトリのパスホームディレクトリを指定します。一般的には/homeディレクトリの下にユーザー名と同じディレクトリを指定します。
-s シェルのパスログインシェルです。ほとんどの場合/bin/bashなので、わざわざ指定する必要はありません。デフォルト値になっています。
[ユーザー名]最後にユーザー名を指定します。下の例ではguestになっています。

[user@host ~]$ sudo useradd -c "Guest User" -d /home/guest -s /bin/bash guest

/etc/passwdファイルで登録内容を確認

登録された内容は/etc/passwdファイルで確認できます。下の例ではguestユーザーしか表示していませんが、このファイルにはすべてのユーザーが登録されています。

[user@host ~]$ cat /etc/passwd

guest:x:1001:1001:Guest User:/home/guest:/bin/bash

ユーザーは追加できましたが、パスワードも設定しておく必要があります。

ユーザーのパスワード設定

パスワードの指定にはpasswdコマンドを使用します。コマンドの後ろにユーザー名を指定します。この例のようにオプションを指定しなかった場合、対話形式でパスワードの設定が行われます。

[user@host ~]$ sudo passwd guest

ついでに参考としてユーザーの削除も載せておきます。

ユーザーの削除

ユーザーを削除するにはuserdelコマンドを使用します。
オプションに-rを使用します。このオプションを指定しておくと、ユーザーのホームディレクトリーも削除されます。

[user@host ~]$ sudo userdel -r guest
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