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クソアプリAdvent Calendar 2021

Day 17

Discordの通知をすべてDiscordで通知するBOT

Last updated at Posted at 2021-12-16

クソアプリ Advent Calendar 2021 17日目の記事です。

初めに

どうも、最近Javascriptばっか使ってて、Pythonを忘れかけてる人です。

この記事では、pycordというPythonのライブラリを使ってDiscord botを使ったので、その紹介をしていきます。

作ったBOT紹介

Discordの通知をDiscordでします。

image.png
image.png
送信されたもの、すべてが通知されます。

コマンド

n.join

通知をonにします。

このコマンドを実行すると、コマンドを実行したサーバーのメッセージのうち、botが閲覧できるメッセージの送信通知が全部DMで送られてきます。

n.leave

通知をoffにします。

これで、あのうるさいピコピコ音にうんざりしなくて済みます。

招待URL

Pycord

この記事で紹介したbotは、このライブラリを使って開発しました。

pythonでdiscord botといえばdiscord.pyが主流でした。しかし、とある理由で開発が中止となってしまいました。
そんなdiscord.pyの後継者として、いま注目を浴びてるのが、このライブラリ

docsもどこか懐かしい感じがします。

インストール

pip install -U py-cord

基本機構

import discord

class MyClient(discord.Client):
    async def on_ready(self):
        print(f'Logged on as {self.user}!')

    async def on_message(self, message):
        print(f'Message from {message.author}: {message.content}')

client = MyClient()
client.run('my token goes here')

この記事で紹介したbotのコードは、このコードをベースに作りました。

簡易コマンド

コマンドの実装方法には複数あります。

  • Slash Command
  • ext.commands
  • message.content

こんな感じかな?

このbotで使った方法は、message.contentを使った方式です。

上で書いた基本機構のon_messageで受け取った引数messageを使ってコマンドを実装します。

if message.content.startswith('n.join'):
  # 処理

こんな感じ

イコールを使ってもよかったけど、のちに他の人を強制的に通知onにするいたずら機構も作ろうと思い、.startswith()を使いました。

DMへメッセージ送信

DMへのメッセージ送信は、discord.Membersend()することでできます。

Intents問題

通知対象のdiscord idをdictで保管してます。
メッセージを受け取ったら、通知をするためにそのidからメンバーを取得します。

しかし、最初は、このintentsを設定していなかったため、メンバーを取得できませんでした。

二時間くらいかけて、解決

intents = discord.Intents.all()
client = MyClient(intents=intents)

こいつをclient.run()の前に追加してあげると、解決

Herokuにデプロイしよう!

こんな記事があります。

requirements.txtに、discord.pyと書いてあるので、py-cordに書き換えましょう

requirements.txt
- discord.py[voice]>=1.7.3
+ py-cord>=1.7.3

バージョンはお好みで

デフォルトのPythonのバージョンは3.8.5なので、気に入らない人は、
runtime.txt
を書き換えましょう。

各種URL

最後に

楽しかった。

少し改良して、特定の人が送信したメッセージだけ送信したり、通知メッセージにチャンネルへのリンクを埋め込んだり、他人の通知を強制的にonにするいたずらをしたり、、、
夢がありますね!

また、次の記事で会いましょう ノシ

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