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【Android Studio】IntelliJ 2024.2プラットフォーム統合で強化された新機能まとめ

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はじめに

AndroidStudioに関して今年のアップデートを振り返ってみると、かなり意欲的に開発が行われていることが受けて取れますね。
AndroidStudioはIntelliJ IDEAプラットフォームを基盤に開発されているため、アップデートの内容には左記のIntelliJ IDEAベースの差分も多く含まれているわけですが、この差分がAndroid開発においてどう影響するのか少々分かりづらいですよね。
そこで今回の記事では、Android Studio 2024.2.1 Ladybugで導入された IntelliJ 2024.2プラットフォーム統合にフォーカスし、Android開発にどのような影響をもたらすかを簡単にまとめたいと思います。

1. 起動効率の向上でスムーズな作業開始

これまではプロジェクトを開いた後、インデックス作成が終わるまで待つ必要がありましたが、今回の統合によりインデックス作成中でも以下の操作が可能になり、作業開始までの待ち時間が大幅に削減されます。

  • コード補完の利用
  • プロジェクトの構成確認
  • 基本的なデバッグ作業

これに関してはプロジェクト間を行ったり来たりする方にはかなり嬉しい内容なのではないでしょうか?
プロジェクト規模によってですが、地味にインデックス作成に時間がかかったりするのでこの時間を無駄にせずに済むのは嬉しいですね。

2. Kotlin K2モードの統合

Android Studio 2024.2.1 LadybugよりKotlinの新しい解析モード「K2」が正式サポートされ、以下の恩恵を受けることが可能です。

  • コード補完がより高速かつ正確
  • 最新のKotlin機能への対応
  • IDEの安定性向上

k2モードに関しては以前より話題に上がることも多かったのでご存知の方も多いかと思います。
この新しいコンパイラは、従来のものと比較してコンパイル速度が約2倍にも向上しているともいわれていますし、今後の開発パフォーマンスも向上していくことが期待できますね。

3. cron式サポートの改善

Android開発においてはバックグラウンドタスクやリピートタスクの設定にcron式を利用することがありますが、今回の統合により、cron式を記述する際に次のサポートが追加されました。

  • 自動補完
  • インラインでの解説表示(例:次回の実行タイミングのプレビュー)

これについてはWorkManagerを使うことになればその恩恵は受けられそうですが、そこまで大きく影響することはなさそうですね。
ただ実際に実装するとなった場合にWorkManager系は動作確認が大変だったりするので、自動補完でミスが減るのは嬉しいポイントですね。

参考資料

さいごに

最近時間なさすぎてまとめ的記事ばっかりなので、そろそろ深めの記事を書きたいところ・・・

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