はじめに
かなり前ですが、iOSアプリのリリース前テストの際にプロモコード を使って
テストしていた時に使わせていただいたスクリプトがとても便利だったので (記事書くのが今更感満載で、もうみなさんも知っているとは思いますが笑) 紹介させていただきますm
※今更感がある代わりと言っては何ですが、
できる限り、初めての方でもこれを読めば必ずゴールにたどり着けるように
詳細に書かせていただきます![]()
ゴール
プロモコード のめんどくさい手入力 卒業!!
iTunesConnectから発行したプロモコードを、
AppStoreの"コードを使う"にある**「カメラで読み取る」**で
認識できる画像に変換できること![]()
環境
MacOS X 10.13.3 ( ※ちなみに、macのバージョンは、ターミナルでsw_versと打つとすぐ確認できます)
Xcode 9.2
homebrew 1.6.0
ImageMagick 7.0.7-28
※当然、iTunesConnectのアカウントを持っていてプロモコードを発行できる状態であることも必要
-
homebrewをまだインストールしてない場合
macOS 用パッケージマネージャーであるhomebrewに関しては、
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
をターミナルで実行しインストールしてください。
※バージョンを確かめたい場合は、
brew --version
-
ImageMagickをまだインストールしてない場合
上記のhomebrewをもうインストールして入れば、こちらも簡単にインストールできます。
ターミナルでbrew install imagemagick
すればOK!
※バージョンを確かめたい場合は、
convert -version
本題
まず、iTunesConnectでプロモコード (プロモーションコード)を発行します。
機能タブの所に行くと、左側の項目に「プロモーションコード」という項目があると思うので、
そちらを選択してください。
すると、そこの画面で発行数を入力するところがあるので、必要な個数を入れてください。
今回は、試しに10個発行します。

実際に発行したい数を入力すると、画面右上の「コードを生成」がアクティブになったと思います。
このボタンを押下し、発行します。
promocodes.txtというテキストファイルをダウンロードできるので、これを自分のPCに落としてください。(このファイルをあとで使うことになります)
次に、
ココから、自分のPCのデスクトップなどにzipをダウンロードしてください。
ダウンロードできてzip解凍したら、そこには icccig-masterというフォルダがあると思います。
そこに、先ほどダウンロードしたpromocodes.txtを入れてください。
入れると、中身は下記のような構成になると思います。

ここまできたら、ターミナルを開いて、まずicccig-masterフォルダの場所まで移動します。
今回はデスクトップにicccig-masterフォルダを落としてきたので、
cd Desktop
cd icccig-master
と打って、そのフォルダまで移動してください。
(ダウンロードフォルダに入れた場合は、最初のコマンドはcd Desktopではなくcd Downloadsです)
(また、cd icccig-masterの後に、lsと打てば、
README.md / icccig.sh / promocodes.txt(先ほど自分で入れたもの) / font / sample.jpg があるのが確認できると思います)
移動できたら、早速プロモコードの画像化を行っていきます![]()
![]()
![]()
./icccig.sh promocodes.txt と打って、叩いてみてください!
すると、先ほどのicccig-masterフォルダに、
promocodesというフォルダができていると思います。
これを開くと、中に先ほど発行したプロモコードが全て画像化されて格納されています!
これらの画像が、AppStoreの"コードを使う"にある「カメラで読み取る」で読みこめるんです![]()
これで、
コードをわざわざ手入力することなく、簡単にインストールできるようになりました!![]()
![]()
1人でいくつもテストする場合や、複数人にテストしてもらう時などに、
これを今後利用すれば、面倒な手入力が削減でき、効率もアップすると思います!
とてもオススメなので、自分が活用させていただいたように
皆さんも是非ご活用ください!!![]()
参考
