はじめに
最近、Windows版ChatGPTを使っていて、以下のようなUX低下が目立つようになりました。
- 長いチャットを遡るとカクつく
- 長いチャットでは入力まで重くなる
- 別のチャットを開くのに時間がかかる
- 回答がうまく表示されないことがある
調べてみると、Windows版では「チャット切替に約20秒かかる」「UIが数十秒固まる」「rendererのメモリ使用量が数GBまで増える」といったIssueが報告されており、現在もOpenのものがあります。
2026/10/7時点での情報です。
Web版に移行してみる
アプリがダメならWeb版はどうかと思い、使ってみました。
結論、アプリ版より快適でした。
長いチャットでは多少カクつくものの、回答が表示されないなどの不具合はなく、安定して使えています。
本格的にWeb版へ移行できるか、アプリ版との機能差も調べました。
| Web版 | アプリ版 | |
|---|---|---|
| ChatGPT | ○ | ○ |
| Codex | ○ | ○ |
| ローカルファイル・リポジトリ操作 | × | ○ |
| ローカルターミナル・開発ツール | × | ○ |
| Windowsアプリ操作 | × | ○ |
| 内蔵ブラウザ | × | ○ |
基本的な機能はWeb版でも使えますが、ローカル環境を直接扱う機能はアプリ版の方が充実しています。
そのため、
- 普段のChatGPT → Web版
- CodexやPC連携 → アプリ版 / CLI
と使い分けることにしました。
UIの違い
App版とWeb版だとUIが少し違います。
App版はサイドバーが2階層あるのに対し、Web版だと1つです。
| Web | Windows App |
|---|---|
![]() |
![]() |
Web版が比較的快適な理由
Web版について調べると、2026年8月21日に長い会話向けの高速化が入っていました。
1つの長い会話を一度にすべて取得せず、小さい単位に分けて読み込むよう改善されています。
リリースノートではWeb版のみ言及されており、同様の改善がデスクトップアプリにも入っているかは確認できません。
さらなる最適化を目指して
Web版への移行だけでも十分改善されましたが、さらに軽くできないかと思い、ChatGPT高速化用のChrome拡張機能も調べました。
更新が止まっていたり、現在は必要性が薄くなっていたりするものが多い中、試してみる価値がありそうだったのが ChatGPT Long Chat Optimizer です。
OpenAIの改善が「長い会話を小分けに取得する」ものなのに対し、この拡張はブラウザ上で常時扱う過去のやり取りを減らすことを狙っています。
直近のAIとのやり取りを中心にアクティブに保つ仕組みで、10往復がデフォルトです。つまり、やり取りが10往復を超えると古いやり取りから順にローカルのstateから消えるということです。
ブラウザが常時扱う範囲を減らすことで、
- JavaScriptの処理
- DOM・描画
- CPU・メモリ
の負荷を抑え、長いチャットでも操作を軽くする効果が期待できます。
注意点
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 利用者が少なく、効果を示す十分な検証がない
- 古い会話へ遡る操作が軽くなるとは限らない
- ChatGPTページを操作する権限を持つため、機密情報には注意が必要
「個人で試す分にはまあいいか」と思い、とりあえず10に設定して、人柱としてしばらく使ってみます。
まとめ
同じようにWindows版ChatGPTの重さに困っている方は、まずWeb版を試してみるのがおすすめです。
私はしばらく、
- 普段はWeb版
- ローカル開発時はアプリ版 / CLI
で使い分けつつ、Windows版の改善を待とうと思います。
(Web版だと使用量が設定の奥に隠れてるの、地味に辛いんだ。。)


