みなさん、ごきげんよう(^^♪
百合宮桜(Miyu)です!
今日も Outlook 会議の出席依頼に忙殺されております(´・ω・`)
Outlook 会議って出席依頼を「承諾」にするまでは 仮の予定 として登録されています。そして仮の予定として登録されている間は予定ありとしてブロッキングされません💦
なので出席依頼への応答をサボると、A社との商談と社内会議が被っちゃった!!ということは起こりうるわけですねー非常に大変です(´・ω・`)
Power Automate で自動で 承諾 すれば、ダブルブッキングを防ぐことができます。今回はその方法をお伝えします。
概要
新たなイベント(予定)が作成された時にフローが起動し、被っているイベントが無い時だけイベントへの出席を承諾するというフローです。
ポイント
開催者 = 自分の場合は承諾する必要がないので、開催者=自分だった時はフローを終了するように条件分岐を組んでいます。
開催者 = 他人だった時は自分のカレンダーから会議の開催時間~終了時間の予定を取得して、被りがないかどうかを確認します。被りの有無は「イベントのカレンダービューの取得(V3)」で取得したデータの件数で判断しています。
フィルタークエリに入れてある式は「subject ≠ トリガーの件名」という意味です。要はトリガーで取得した予定の日時に他の予定があれば取得するというイメージです。
条件分岐では「イベントのカレンダービューの取得(V3)」で取得した予定の件数が0 かどうかで次のアクションを分けています。
この式はlength 関数でデータの件数を数えています。
length(outputs('イベントのカレンダー_ビューの取得_(V3)')?['body/value'])
この式の結果が 0 だった場合だけ、イベント参加を承諾するという形にしています。
イベント参加の承諾には「イベント招待への応答(V2)」を利用します。
トリガーで検知したイベントへの参加を承諾したいので、イベントID にはトリガーの ID を設定します。
これでフローができました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は出席依頼が来たイベント(予定)を先着順で承諾していくというシンプルなフローにしました。
ヒトによっては
- 社内はともかく、お客さんからの依頼に自動応答はちょっと……💦
- 被っていた時に通知がほしいなぁ
とか色々好みがあることと思います。
Power Automate ではこのような好みにも柔軟に対応することができます。ぜひここから拡張して、オリジナリティのあるフローを作ってみてくださいね!




