CCNA第2回勉強会の内容まとめ
主な内容:
・IPアドレスの設定
・デフォルトゲートウェイの設定
・VLANの設定方法
IPアドレスの設定
スイッチの状態を調べるときにIPアドレスがないと不便なため、
スイッチにIPアドレスを設定する
手順
1.管理インターフェイスのインターフェイスコンフィギュレーションモードに移行する
入力
ホスト名(config)#interface vlan 1
結果
ホスト名(config-if)#
VLAN1がデフォルトで管理VLANに設定されている
2.IPアドレスを設定する
入力
ホスト名(config-if)#ip address IPアドレス サブネットマスク
IPアドレスとサブネットマスクは自分で設定する
3.インターフェイスを有効化する
入力
ホスト名(config-if)#no shutdown
デフォルトゲートウェイの設定
異なるネットワークと通信をするためにデフォルトゲートウェイを設定する
(config)#ip default-gateway デフォルトゲートウェイのIPアドレス
デフォルトゲートウェイのIPアドレスは自分で設定する
VLANの基本設定
VLANを作成する
VLANの作成方法は、VLANデータベースコンフィギュレーションモードでの作成とグローバルコンフィギュレーションでの作成の2つの方法がある
VLANデータベースコンフィギュレーションモードでのVLANの作成
手順
1.VLANデータベースコンフィギュレーションモードに移行する
入力
#vlan database
2.VLANを作成する
入力
(vlan)#vlan VLAN番号 name VLAN名
イーサネット環境の場合、VLAN番号は2~1001の中から設定する
VLAN名は自分で設定する
3.設定を確定させる
入力
(vlan)#apply
グローバルコンフィギュレーションモードでのVLANの作成
手順
1.VLAN番号を指定する
入力
(config)#vlan VLAN番号
2.VLAN名を設定する
入力
(config-vlan)#name VLAN名
3.設定を確定させる
入力
(config-vlan)#exit
イーサネット環境の場合、VLAN番号は2~1001の中から設定する
VLAN名は自分で設定する
アクセスポートを設定
手順
1.インターフェイスコンフィギュレーションモードに移行する
入力
(config)#interface インターフェイス
インターフェイスにはFastEthernet0などを設定する
2.インターフェースのモードをアクセスにする
入力
(config-if)#switchport mode access
3.VLANを指定する
入力
(config-if)#switchport access vlan VLAN番号
これでVLANの基本設定は終了
VLANの基本設定の確認
今までの設定が反映されているかの確認をする
VLANの現状の確認
入力
#show vlan-switch
VLAN列に自分が設定したVLAN番号、
Name列にVLAN名、
StatusがactiveになっていればOK
VLANの削除
不要なVLANがあった場合に削除する
入力
#vlan database
(vlan)#no vlan VLAN番号
または
(config)#no vlan VLAN番号
デフォルトで設定されているVLANは削除できない
参考
林口 裕志; 浦川 晃. シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200 -301. 株式会社 翔泳社.