houdiniから書き出したVATのアニメーションをUE4のNiagaraで再生するのに少し手間取ったので共有します。
VATの基本的な使い方や設定に関してはこの辺りを参照してください
- Houdini Game Dev Tools:Vertex Animation Texture でPyroFXをUnrealEngineに
- 【UE4】VATの作り方と使い方 ~VATで桜を咲かせる~
- Houdiniで作成したエフェクトをUE4で動かす(VertexAnimationTexture)
(※Houdini18以降、Gamedev ToolsのプラグインはSideFX Labsという名前に変わっているので注意)
Softbody,RigitBodyの場合
VATをNiagara上で再生するためにはhoudiniから吐き出されるMaterial Functionを少しだけいじる必要があります。左端にあるTimeという名前のInput DataノードをDynamic Parameterノードに差し替えてNiagaraのタイムライン上で動かせるようにしましょう。
あとはNiagaraの方でDynamic Material Parameterモジュールを追加していい感じに設定すればSoftbodyやRigitbodyのVATに関しては動くはずです。
Fluidの場合
トポロジーの変わるFluidタイプの場合、上記の設定だけでも動くには動きますがパーティクルが原点からしか発生しなくなります(ここが詰まった)。FluidタイプのVATのMaterial Functionをよく見てみると、ポジションのところでActor Positionが指定されているのでこれをParticle Positionに変更すると想定通り動くようになります。
言われてみれば当たり前じゃんって感じですが、SoftbodyやRigitbodyのMaterial Functionにはこのポジション云々の設定自体がごっそり存在しないので気が付くまでに時間がかかりました。。。ご参考までに!