はじめに
私は去年12月にテックキャンプに受講し、今年6月まで約半年間プログラミングスクールのテックキャンプでプログラミングの学習をしました。受講するきっかけは、未経験からITエンジニアに転職したいと思ったからであり、最終的に3社の内定をいただきました。今回、テックキャンプを受講した感想を書きたいと思います。
テックキャンプの学習について
テックキャンプでは、週23時間以上の学習を約半年間継続します。覚悟がないと大変なカリキュラムですが、乗り越えるための工夫がされていました。ここでは特に印象的だったことを3点書きたいと思います。
オンラインで自宅でも学習できる
私が受講した夜間・休日スタイルはオンラインだったため、自宅のパソコンでも学習が可能でした。平日は仕事前の5:45〜6:45、仕事後の20:30〜22:00で学習を行い、1日2時間30分の学習時間を確保しました。土日はどちらかを9:00〜19:00で学習を行い、10時間の学習の学習時間を確保しました。平日は若干寝不足にはなりましたが、このようなスケジュールで週23時間の学習時間を確保しまた。教室へ通う方法であれば通学時間が嵩張ったため、学習時間は確保できなかったと思います。また、自宅は誘惑に負けてしまうと思われがちですが、学習する習慣をつけることで定時になれば自然とパソコンに向き合うことができました。
ライフコーチからの手厚いサポート
テックキャンプでは生徒1人1人にライフコーチが配属され、2週間に1回の頻度で約30分オンライン面談を行いました。面談では、学習面やメンタル面の相談を行い、効率よく学習をするめるためのアプションプランを一緒に考えていきました。具体的には、ダラダラ学習しないために今日終わらせる学習内容を他人に共有するといったことや、同居人と拗れている時は図書館や喫茶店で学習するといったルールを決めました。その結果、実際に高い集中力で学習を進めることができ、このようなルールを定めることで気合や決意などの精神面ではなく行動面を変えることの重要性を感じました。
わからないことはメンターへの質問し放題
カリキュラム内でわからないことがあれば、メンターに技術的な内容の質問ができました。初期の頃は、わからないことがあっても下手な質問できないなと思い躊躇してしまいました。しかし、勇気を出して質問するとわかりやすく丁寧に説明していただき、質問へのハードルが一気に下がりました。また、質問するために記述する質問フォーマットが設けられており、どのようなエラーが生じているか、エラーを解決するために行ったこと、自分が調べたことなどを記述します。そうすることにより、他者にわかりやすく状況を説明できるように工夫されていました。このような質問フォーマットは働き始めてからも活用できると考えています。
テックキャンプの転職サポートについて
学習の終盤から転職活動が始まり、履歴書・職務経歴書の作成や企業応募を行いました。学習同様に転職活動でも手厚いサポートがあったため、特に助かったと感じた2点を書きます。
履歴書・職務経歴書の添削
履歴書・職務経歴書はテックキャンプのフォーマットがあり、必要な項目を記述しました。また、ライフコーチ同様に専属のキャリアアドバイザーが配属され、書類選考を通過するためのポイントを踏まえ添削していただけました。私の場合は書類選考の通過率は3割程度であり、平均より高い水準で通過できたと思います。これは、フォーマットや添削していただいたおかげだと思っています。
面接対策
面接対策では予想される質問をまとめたシートに回答を記載して対策しました。その質問項目はかなり的を得ており、実際の面接では8割程度その質問フォーマットに記載されている質問を受けた印象です。そのため、面接は自分としてはかなり落ち着いて行えたと思います。
おわりに
冒頭でも記載しましたが、私は最終的に3社の内定を獲得することができました。元々1社獲得できれば上出来と思っていたため、今回の結果にかなり嬉しく思っています。しかし、テックキャンプを受講して一番良かったと思っている点は、習慣の力や学習効率化の方法、質問するためのコツなどが学べた点です。これらの内容はITエンジニアとして働き始めても重要であると思っているため、テックキャンプでの経験を活かしたいと思っています。