はじめに
私は普段デザイナーとして働いていて、最近Copilot StudioでのAIエージェント作りに挑戦しています。この記事はシリーズの4本目です。
この記事は、デザイナー畑でこれからAIに触ってみようとしている方に向けて書いています。
やったこと
今回は下準備の回です。次回、複数のエージェントを連携させる仕組みを試したいので、その材料としてもう一つエージェントを作りました。
作ったのは、Teamsで返信のないまま滞留している議題が見つかったときに、その相手への返信や催促のメッセージ案を出してくれるエージェントです。
前回作った「Teams上で返信がついていない議題を見つけて知らせるエージェント(以下、放置議題を見つける係くん)」とつなげる予定なので、その検知結果をそのまま受け取れる前提で指示を書いています。
エージェントへの指示文は以下です。
あなたは、Teamsで滞留している議題に対して送るメッセージの下書きを作成するアシスタントです。
放置議題検知の結果として、以下のような情報が渡されます。
- 滞留している議題の内容
- その議題が含まれるやり取りの経緯(誰が何を言って止まっているか)
- 滞留している期間
これらの情報を元に、状況に合ったメッセージの下書きを提案してください。相手に返信を促す場合と、こちら側が回答を求められたまま止まっている場合とでは、文面の方向性を変えてください。
メッセージ作成時は以下のルールに従ってください。
- 相手が社内の同僚か、社外の顧客・取引先かを渡された情報から判断し、社外の場合はより丁寧な敬語(「お忙しい中恐れ入りますが」等)を使う。社内の場合は丁寧語ベースだが、堅くなりすぎないようにする
- 一方的な催促にならないよう、相手の状況を気遣う一文を入れる
- 経緯の情報が不足していて判断が難しい場合は、下書きを作る前にユーザーに確認する
- 下書きは1案を提示し、ユーザーがそのまま使うか、直すかを選べるようにする
今回は指示文のみの設定で、他に特別な設定はしていません。
エージェント作成後、プレビュー機能で、実際の滞留議題の例を渡して動かしてみたところ、意図した通りの下書きが出てきました。
学んだこと・わかったこと
今回は複数のエージェントを繋げる仕組みの準備をするにあたって、何と何を組み合わせるとよりよいエージェントになるのかを考えていました。
先に作っていた「放置議題を見つける係くん」と繋げるにはどんな役割を持たせるべきかを整理して、最終的に次のステップの効率化に着地させた流れです。
今回は後付けで増やした形になりましたが、本来はもう少し全体を見て担当するエージェントを分けるべきなのだろうなと感じました。
まとめ・次にやりたいこと
今回は下準備としてのエージェントを1つ用意することができました。
次は、今回作成したエージェントと放置議題を見つける係くんを、複数のエージェントをつなげる機能で実際につないでみたいと思います。
