概要
WebRTCについて学んだことをまとめます。
webRTC とは
大雑把にいうと配信形式の一つ
- 配信の方式の例
- HLS
- MPEG-DASH
- WebRTC
HLS の特徴
- メリット
- キャッシュサーバが利用できるため DVR に対応
- HTTP つまり TCP ペースで安定した配信が可能
- デメリット
- 遅延が大きい
- 30~40 秒
- LLHLS でも 8s
- 遅延が大きい
- 利用例
- apple
リアルタイム性を求められるオンライン会議では致命的
WebRTC の特徴
Web Real Time Communication
- メリット
- 超低遅延
- 1 秒未満(200ms~300ms)
- 超低遅延
- デメリット
- UDP ペースの通信のため安定性に書ける
- 利用先
- Skype
超低遅延なので、ウェブ会議等サービスでは利用されることが多い
動作
用語確認 P2P
- Peer To Peer
- サーバーを介さずクライアント同士がそれぞれで接続する仕組み
用語確認 NAT
- Network Address Translation
- IP アドレスを変換する技術
- 一般的には、プライベート IP アドレスをグローバル IP アドレスに変換する技術
- インターネットでは、グローバル IP アドレスを使用して構築したネットワーク(WAN)であるが、企業や家庭ネットワークでは、プライベート IP アドレスを使用して構築されたネットワーク(LAN)
- LAN ネットワークのクライアント PC がインターネット接続する場合、プライベート IP アドレスをグローバル IP アドレスに変換(NAT)が必要
これだと、遠く離れた人にビデオ通信するとき、どれだかわからない (^^;
用語確認 STUN サーバ
- Session Traversal Utilities for NAT
- 自身のグローバル IP をレスポンス
用語確認 UDP ホールパンチング
- 文字通りは UDP の穴開けを意味する
- LAN 内にある PC に対して外部からアクセスされたものを、パンチして一時的にホールを作り接続する
用語確認 シグナリングサーバー
- 通信しようとする相手の IP アドレスの解決
- 相手の名前から IP アドレスを取得するなど。つまりこれから通話する相手の IP アドレスを取得することができるようになる仕組み
- 相手がその通信を許可するかどうか
- そもそも誰にでも繋がってはいけないので、拒否されているかどうかを判断する仕組み
- 通信状態(セッションと呼ぶ)において使用するパラメータの合意
- メディアチャネルであれば、お互いの映像に使うコーデックや最大フレームレートなどの合意をとる仕組み
流れ
活用:
-
jitsi meet
- WebRTC を扱う OSS
- ただ自らサーバーを立てる必要あり?
- 参考
-
skyway
- NTT コミュニケーションズが提供
- サーバー不硫黄で無料で開発可能