undefined
とは
undefiend
は、「未定義」である事を示す値です。
undefined
になるケース
以下がundefined
になるケースです。
- 初期化されていない変数の値
- オブジェクトに指定されていないキーの呼び出し
- 関数の
return
を書かなかった場合の戻り値 - 引数のある関数を呼び出すときに引数を与えなかった場合の値
以下がコードになります。
Javascriptを実行出来る環境で試してみてください!!
// 初期化されていない変数の値
let testUndefined;
console.log(testUndefined); // undefined
// オブジェクトに指定されていないキーの呼び出し
const test = {};
console.log(test.name); // undefined
// 関数の`return`を書かなかった場合の戻り値
function testFunc() {}
console.log(testFunc()); // undefined
// 引数のある関数を呼び出すときに引数を与えなかった場合の値
function emptyFunc(param) {
console.log(param); // undefined
}
// 引数になにも与えない
emptyFunc();
undefined
とnull
は似ているが同じではない
同じであるケース
- 真偽値で判断するときは、両方
false
である - プロパティを呼び出そうとするとエラーになる
同じでないケース
- 厳密等価演算子で比較すると
false
になる
// falseになる
console.log(undefined === null); // false
// 厳密でない場合は、trueになる
console.log(undefined == null); // true
最後に
プログラムを書く際は、undefined
やnull
はバグの原因になるので、無闇に増やさないようにしましょう!!
先日購入した以下の本を参考にさせて戴きました!
ステップアップ javascript