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アプリ開発エンジニアが、ITコンサルタントに転職して未経験のインフラPMOになった話

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こんにちは。社会人歴5年目のITコンサルタントです。

この記事は、「こういうキャリアを歩んでいる人もいるんだな」という一つの読み物として、ご覧いただけると幸いです。

新卒でECエンジニアになり、その後ITコンサルタントに転職して未経験のインフラ領域に飛び込むことになった、私の5年間の少し変わった(かもしれない)キャリアパスを、一つの事例として「共有」したく、筆を取りました。

1社目:ECサイトのフルスタックエンジニア時代

新卒で入社した会社では、ECサイトのフルスタックエンジニアとして2年半勤務しました。顧客折衝も業務に含まれていました。

入社当時はアーキテクト(技術)志望を伝えていましたが、配属されたのは顧客折衝と既存パッケージへの追加開発をメインで行う部署でした。

私自身、仕事をする上で「自分が知らない技術を知れること」や「今まで出来なかった事ができるようになる事」に面白さを感じるタイプでした。
顧客折衝は得意な方ではありませんでしたが、2年目には小規模な新規案件でPL(実質一人プロジェクトのようなもの)も担当する機会がありました。

転職のきっかけ

勤務し始めて2年半が経過した頃、ふと自分のキャリアを考えました。
「パッケージへの追加開発がメインで、このままで良いだろうか」「ECサイト以外にも携わってみたい」
そんな思いから、転職を決意しました。

最初は別のSIerや事業会社も検討しましたが、漠然と「これまでと同じことの繰り返しはしたくない」と感じていました。

そこで、ITコンサルタントという分野を視野に入れ始めました。
これまで開発の仕事で、モノが完成した時にはとても充実感がありました。一方で、私が面白いと感じていた「新しいことを知り、できるようになる」ことは、必ずしも自分で手を動かし開発しなくても実現できるのではないか、と考えるようになりました。

そう思い至り、ITコンサルタントの道へ進むことにしました。

2社目:未経験のインフラ領域とPMO

転職後、配属された領域は、今までやっていた仕事と全く異なるものでした。
メイン業務は、説明資料(パワポ)の作成や、その資料を用いたプレゼンテーション。

そして、担当領域は前職では経験のなかった「インフラ」でした。

数百億円規模のプロジェクトの基盤PMOとして動くことになり、正直、最初は戸惑いもありましたが、「なんとか食らいつこう」という覚悟で業務にあたりました。
結果として、ここでマネジメントとインフラの知識を学ぶことになりました。

5年目を迎えて思うこと

こうして私の経歴は、アプリ(フロント、バックエンド)、インフラ、マネジメント、プレゼンや説明能力と、良くも悪くも「広く浅い」スキルセットになっていったと感じています。

ただ、この「広く浅い」状態が、業務で特定の役割を果たすこともありました。
例えば、他領域の担当者と折衝する時に、相手の領域の事情や使っている言葉を(浅くとも)知っていることで、ディスカッションがスムーズに進む助けになる、といった具合です。

これからの時代、生成AIに任せられる業務も増えていくでしょう。
そうした環境の中で、私のような「広く浅い」経験がどう活きてくるのか、あるいは活きてこないのか。

そんなことを、最近は考えています。

一つのキャリアの事例共有として、何かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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