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EVE-NGは怖くない(Version:VMware)

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口上

はーい、TS系VTuverの御坂ようです。
唐突ですが、Win11 上にインストールされた VMware Workstation Pro 17 に対してネットワーク検証・勉強アプリであるEVE-NGをインストールしてみようと思います。
いや、なんかやらないとなー ってこの間から思ってはいたんですよね。
で、重い腰を上げたというか、とある方向から呻き声が聞こえてきたからやり始めたというか、そんな感じです。

では参りましょー

EVE-NG の ISO イメージをダウンロードする

まずはISOイメージのダウンロードですね。これがなければ始まりません

  1. EVE-NGのダウンロードサイト https://www.eve-ng.net/index.php/download/ にアクセスしますたぶん真ん中あたりに[ Free EVE Community Edition Version ]というのがあるのでこれをダウンロードしてください

警告
ちなみにこれを書いてる 2025/8/1 現在のバージョンは[ 6.2.0-4 ]で[ 3.1GB ]のようです

仮想マシンを作成しよう

ウィザードに沿って作っていくだけとなります。
ちなみに御坂はこんな感じにしましたー あとこれからインストールするっていうのに光学メディアになにもマウントさせてない理由なんですが、EVE-NGのインストールISOをマウントさせると「Ubuntu 64 ビット Server ~~ 簡易インストールを使用するには~~」って自動インストールが入っちゃうんですよね。
なので最初は空で作成してあとからマウントさせる形式をとります。
スクリーンショット 2025-08-08 133239.png

ネットワークの設定変更

さて、「新しい仮想マシン ウィザード」では設定できない項目があるのでそこの設定も行います。
作成した仮想マシンの設定を開き[ ネットワークアダプタ ]のプロパティから[ ネットワーク接続 ]の値を【 カスタム:VMnet1(ホストオンリー) 】に設定します。
スクリーンショット 2025-08-08 134209.png
そしてこれを設定することでホストマシンからSSHで接続できたりするようになります。

EVE-NG をインストールしよう

サクサク行きましょう。

  1. 仮想マシンを起動させ接続をします。設定が問題無ければこのような画面が表示されるので、[ Install EVE-NG ~ ]を実行しましょう
    スクリーンショット 2025-08-08 134515.png

  2. このあとは、言語選択画面、キーボードレイアウトと続きます。
    言語で日本語は設定できないので【 English 】を選択。キーボードレイアウトでは[ Japanese ]が存在するのでそれを選択しましょう。そして最後に【 Continue 】を実行することでインストールが始まります。

  3. インストール後、自動で再起動され、その後でログインプロンプトが表示されます。
    ただし、しばらく放置しておくとまたインストールが継続されて、最終的に約5分くらいでインストールは完了し、下の画面で止まります。
    スクリーンショット 2025-08-08 135436.png

  4. ログインプロンプトが表示されたら画面上にも表示されているuser(root)とpassword(eve)でログインします。

初回の設定をしよう

  1. loginに成功すると青い画面のセットアップウィザード的なのが起動するのでメッセージに従ってそれぞれ入力していきます。ちなみに御坂は下の通りです。

  2. スクリーンショット 2025-08-08 135654.png
項目名
Type the root password eve
Type the short hostname for the system eve-ng
DNS Domain Name example.com
Ues DHCP/Static IP Address dhcp
NTP Server (blank)
Proxy Server Configuration direct connection

つながった、と思ったら

さて、この状態だとDHCPがなければネットワークには接続できませんがそんなものはありません。
そこで設定した「VMnet1(ホストオンリー)」を介してホストPCに接続する形になり、デフォルトのVMnet1は次のような設定になっているので、このIPアドレスのセグメント[ 192.168.211.0/24 ]をメモしておきます。
あとVMnet1用のDHCPサービスもオフにしちゃっていいと思います。
スクリーンショット 2025-08-08 144554.png

そんな感じでデフォルトのネットワーク設定ファイルを見てみるとこんな感じになってます。

/ect/network/interface 変更前
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
iface eth0 inet manual
auto pnet0
iface pnet0 inet dhcp
    pre-up ip link set dev eth0 up
    bridge_hw eth0
    bridge_ports eth0
    bridge_stp off

dhcpを使ってIPを取得する、pnet0 からブリッジする設定になっています。これを・・・

/ect/network/interface 変更後
# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet manual

auto pnet0
iface pnet0 inet static
    pre-up ip link set dev eth0 up
    address 192.168.211.11
    netmask 255.255.255.0
    bridge_hw eth0
    bridge_ports eth0
    bridge_stp off

のようにStaticIPを設定して端末自体再起動しちゃいましょう。
その後、PINGだったりSSHだったりで疎通とか接続ができれば設定完了となります。

ブラウザでアクセスしよう!

ここからがメインです。
設定したIPアドレスに http で接続します。つまり今回の場合は http://192.168.211.11/ にアクセスして下のような画面が出てきたら成功です。
スクリーンショット 2025-08-08 145014.png
ちなみに三つ目の項目で[ Native Console ]と[ HTML5 Console ]が選べますが好きな方で良いと思いますよ。

あとここで陥りやすい罠が一つ。
コマンドラインコンソールの方では user(root) と password(eve) でログインしていましたが、Webコンソールでは user(admin) と password(eve) といきなり認証情報が変わります。勘弁して!

あとは動かすのみ

ログインするとこんな感じの画面となります。
スクリーンショット 2025-08-08 153703.png

この画面にある【 Add New lab 】をクリックすると新しいラボを作成する画面が表示されるので[ Name ]だけ入れて【 Save 】したら実際のラボ画面が表示されるので、いろんなネットワークを作ってみてください。
#これに関してはもうすでにたくさんWebあるので任せます

おまけ

続きももしかしたら書くかも?

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