深度マップの生成について
既に何度か記事で取り挙げられているが本年(執筆時2018年)4月17日に公開された論文PlaneNet: Piece-wise Planar Reconstruction from a Single RGB Imageによって、単一のRGB画像から深度マップを生成しそれに対応するセグメンテーション推定を行うことが可能にされた。これはデバイスに依拠せず普遍性という点で評価されるものだと思う。
iPhoneというデバイス
ここで読者の多くが使っているだろう撮影デバイスとしてiPhoneはどうだろうか。
実はiOS11から写真の深度マップを扱うAPIが追加されてたらしい。現在はデュアルカメラ搭載してるiPhone X、iPhone 8 Plus、iPhone 7 plusのみに限って対応しているそう。世界中のみんながこの三種類を使っていたら『planenetとはなんだったのか』となってしまうところである。
結局我々はAppleの手のひらの上で転がされているだけなのだろうか。Appleすごい...(Apple信者が生まれた瞬間であった)
参考
https://qiita.com/imk2o/items/82d265e51ee6bc85144f
https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2017/507/
https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2017/510/
https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2017/508/