#はじめに
こんばんは、吉田プログラマーです。
実は今まで仮想環境を構築しないで開発をしていたのですが、流石にそれはちょっとまずいのでは?と思い始めた今日この頃です(実際は仮想環境の意義を理解してませんでした。。。)。
てなわけで、今回は習得した仮想環境構築方法を残していきます。
#(1) 環境
OS
- Windows10
エディタ
- Visual Studio Code
#(2) 参考サイト
###[外部サイト]
① 【初めてのPython環境構築】仮想環境の設定とDjango導入まで
② VSCodeでActivate時に「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイルxxを読み込むことができません」とエラーが表示される時の対処法
③ 【VSCode】settings.jsonについて理解する
④ 仮想環境
###[Qiita]
⑤ PowerShell のスクリプトが実行できない場合の対処方法
#(3) そもそも仮想環境ってなに?
開発を行う際、一時的な実行環境を作りたい場合に構築するようです。例えば以下のような状況で使います。
【参考サイト④より抜粋】
・システム全体で使うPython環境に影響を与えずにモジュールの追加・入れ替えをしたい。
・異なるバージョンの Python を使いわけたり、同じモジュールの、複数のバージョンを使い分けたい。
開発の前にはもはや必須な作業です。反省します。
#(4) 仮想環境を構築する方法
###①パッケージインストール
まずは仮想環境構築に必要なパッケージをpipでインストールします。
$ pip install virtualenv
###②仮想環境を作りたいフォルダまで移動する。
【フォルダがない場合は以下コマンドで作成】
$ mkdir [フォルダ名]
【対象フォルダにいない場合は以下コマンドで移動】
$ cd [フォルダパス]
###③仮想環境作成
$ virtualenv [仮想環境名]
※lsコマンド等で作成した仮想環境フォルダがあればOK
###④仮想環境を有効化
$ [仮想環境名]\Scripts\activate
※コマンド先頭に(仮想環境名)が表示されていることを確認すること
###⑤仮想環境の終了
$ deactivate
#(5) コマンド実行時のエラー
仮想環境作成、もしくは有効化で以下のようなエラーが起きた場合、実行ポリシーの設定変更が必要になるようです。
用語 'C:\Users\ ~ >' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識さ
れていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。
※その対応方法や実行ポリシーについては 『 参考サイト⑤』 にめちゃくちゃ詳しく解説されておりますが、こちらでは必要な手順だけ載せておきます。
###『一時的にコマンド実行を有効化させたい場合』
以下のコマンドを実行するだけ。
$ Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
###『常にコマンド実行を有効化させたい場合』
VsCode側の設定を変更する必要があるようです。
①ショートカットコマンド『cmd + ,』、もしくはコマンドパレットから「Preferences: Open Settings」を選択して右上のアイコン『設定(JSON)を開く』でsettings.jsonを開く。
②以下コードを記述し、保存する。
"terminal.integrated.env.windows": {
"PSExecutionPolicyPreference": "RemoteSigned"
}
これでエラーが出ることはないはずです。