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AI駆動開発の第一歩 ~スプシで管理してきた家計簿をKiroで簡単にシステム化する~

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※2025 Japan AWS Jr.Championsで発表した内容を記事にまとめてみました。

自己紹介

文系出身でプログラミングほぼ未経験の状態でIT活用部署に配属。

1年目でPMO系のプロジェクトにアサイン、その後技術をもっと学びたいという強い意思から自力でAWS資格(SAA, SOA)取得。

100-200人規模プロジェクトのインフラチームにて基盤開発リードを担当
2025 Japan AWS Jr.Champions, All Certification Engineers

本記事の目的

自分は普段AIにものすごくかかわっているわけでもなければ、コーディングがすごく得意なわけではないです。そんな中で、KiroというAI駆動開発ツールに出会い、「こんな簡単に物を作れるんだ」ということを知りました。
この記事が、誰かにとってAI駆動開発ツールを触ったり、それを使って物を作るきっかけになったりしたら嬉しいです。

家計簿、つけてますか?

皆さんは家計簿をつけていますでしょうか?

「やってみたことあるけど、めんどくさいからやめた」
「自分にあうサービスが見つからないからやめた」

こんな方は意外と多いのではないでしょうか。

家計簿をつけるということは下記のようなメリットがあります。

  • 無駄なお金がたくさん出ていくのを防げる
  • 実際は我慢しただけなのに、お金を稼いだ気持ちになれる(?)

1年間続けたマイルール

僕は最初、お金を出来るだけ節約したいと考えて始めようと思いました。
ただ、どうにも自分がやりたいようなサービスを見つけることができませんでした...
自分が作ったルールは下記です。

  • 一か月でどれくらい消費出来るかを決める(例:1か月12万)
  • 上記の額をその月の日数でで割って、一日利用できる額を決める(例:1か月30日なら、1日4000円)
  • ひたすら消費した額をスプレッドシートに付けていく

実際につけていた家計簿

実際、下記のようなスプレッドシートで1年間お金を管理し続けました。

image.png

これでもよく頑張ったなと思っていたのですがなにしろ

①めんどくさい:
月ごとにシートを増やしたり行を増やしたりしなければいけない
②非効率:
「=」「+」を金額が増えるたびに入力しなければいけない
③分かりづらい:
なにに何円使ったのか分からない

ということがあり、こういうサービスがあればいいなぁと思っていたんです。

Kiroとの出会い

Japan AWS Jr.Championsが主催したいベントの中で「Kiro」というサービスがどうやら良いらしい、ということを聞きました。
要件定義駆動開発で、自分が定義した要件に沿ってアプリを作ってくれるという優れモノだという情報を耳にし、、、

もしかして自分の家計簿アプリも作れるんじゃ?

という淡い期待を抱くようになりました。

実際に使ってみた

下記のように要件を投げてみました。
image.png

するとみるみるうちに要件定義から設計書まで作ってくださり、
image.png

なんとタスクリストまでできてしまいました。
これを実行していくだけでアプリが作られるという優れモノです。。。
image.png

実際のアプリ

ユーザは月次で何円使えるかを設定すると、1日どれくらい使ったかを可視化することができます。
image.png

何に支出したかを金額とともに入力すると
image.png

その月どれくらいの消費が発生したか、また予測消費金額を計算してくれます!
image.png

最後に

Kiroを使うと2時間余りでここまで作成することができます。
今回はPythonanywhereというアプリでデプロイして、簡単にリリースすることができました。
簡単なデモ画面などの用意が必要になったりする場面でも生きてきそうだなと感じました。
また、これを使うにあたっても、やはり裏側を知っていないとエラーが起こった時の対処法などはわからないので、「AIがあるから安心だ」とはまだならず、継続した勉強が大切であることも学びました。

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