【Day1】EKSって何?クラウド時代のKubernetes道場へようこそ
はじめに 🍵
クラウドネイティブ?Kubernetes?EKS?
最近よく耳にするけど、「なんか難しそう…」と感じていませんか?
この連載【EKS道場】では、そんなあなたに向けて
Amazon EKS - Elastic Kubernetes Serviceを、ストーリー仕立てで毎日少しずつ学んでいきます。
初心者歓迎!失敗もトラブルも一緒に乗り越えていきましょう🔥
本日は【Day1】、道場の入り口。「EKSって何?」をざっくり理解しましょう。
EKSとは?ざっくり理解する 🧭
▶ Kubernetesって何?
Kubernetes(クバネティス、K8s)は、
コンテナで構成されたアプリケーションを効率よく動かす司令塔のような存在です。
例えば、あなたがWebアプリを作ったとして、
- フロント(Reactなど)
- バックエンド(API)
- データベース(PostgreSQL)
それぞれをDockerでコンテナ化したとしても、
どうやって動かす?管理する?拡張する?壊れたら直す?という問題が出てきます。
その面倒な仕事を自動でやってくれるのがKubernetesです。
| 機能 | やってくれること |
|---|---|
| Pod管理 | アプリの最小単位(Pod)を起動・再起動・削除 |
| 負荷分散 | 複数のPodに自動でリクエスト振り分け |
| 自己修復 | 止まったPodを自動再起動 |
| ローリングアップデート | 順番にアプリをアップデートして安全に切替 |
▶ でも、Kubernetesを使うには準備が大変…
KubernetesはOSSなので、オンプレやクラウドで自分で構築もできます。
ただし…
- Master/Workerノードの設計・冗長化
- etcdの管理と永続化
- RBACなどのセキュリティ設定
- アップグレードの設計
- 監視・ログ収集・スケーリング設定
…など、最初に覚えることが多すぎて挫折しやすいのが難点。
▶ そこで登場、Amazon EKS!
Amazon EKS(Elastic Kubernetes Service)は、
AWSが提供するマネージドKubernetesサービスです。
つまり、面倒な部分は全部AWSがやってくれて、Kubernetesをすぐに使える状態になります!
| 比較項目 | 自前Kubernetes | Amazon EKS |
|---|---|---|
| コントロールプレーン構築 | 自分で構築・保守 | AWSが全自動で構築 |
| etcdの管理 | 自分で冗長化・バックアップ | AWSが管理 |
| ノードの追加・更新 | 手動で設定が必要 | オートスケール・自動更新OK |
| AWS連携(IAM/VPC/ALB) | 手間がかかる | シームレス連携可能 |
つまり、EKSを使えば 「Kubernetesでアプリを動かす」ことだけに集中できるのです!
なぜEKSを学ぶのか? 🏯
1. Kubernetesは“現代の標準インフラ”
Netflix、Spotify、メルカリ、SmartHR、サイボウズ…
多くの企業がKubernetesを基盤にしてサービスを運用しています。
インフラもクラウドも進化し続ける中で、Kubernetesは「知ってて当たり前」な技術になりつつあります。
2. AWS × Kubernetes は最強のコンビ
EKSは、AWSの豊富なサービスと統合されています。
- IAM連携でセキュアな認証認可
- VPC/Subnet連携でネットワーク設計もスムーズ
- ALBやNLBでKubernetesと外部の橋渡しも簡単
- CloudWatchやX-Rayで運用監視も標準対応
しかも、最近ではFargateによるサーバレス実行環境にも対応!
ノードを意識せず、Pod単位で動かすことも可能になりました。
3. 実務・キャリアにも直結!
現場ではこんな声が増えています👇
「EKS触ったことある?運用できる人が欲しいんだよね」
「とりあえずEKSで構成してPoC動かしてみようか」
EKSを学ぶことで…
- クラウドインフラ構築ができる
- モダンな開発チームと共通言語を持てる
- SREやDevOpsエンジニアの第一歩を踏み出せる
副業やキャリアアップにもかなり有利です!
4. “手を動かして覚える”が一番早い!
Kubernetesは概念が多く、慣れない用語もたくさんあります。
でも、「実際に動かす」→「動いた!」→「意味がわかる!」の流れを繰り返すことで、
自然と理解が深まっていきます。
このEKS道場では、まず動かす → 少しずつ理解する → 応用していくという順序で学べるようになっています💪
まとめ ✍️
- Kubernetesは“現代のインフラの標準”
- Amazon EKSは、Kubernetesの導入ハードルを大きく下げてくれる
- 実務・副業・キャリアアップにも直結!
- 次回からは、実際に環境構築に挑戦していきます!
次回予告 📢
👉【Day2】AWS CLIとkubectlをインストールせよ!~道具を揃える~
「とりあえず作ってみよう!」を実現するための準備から始めましょう!
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それではまた明日、EKS道場でお会いしましょう!押忍🔥