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初心者でも分かる!EKS道場【Day1】EKSって何?クラウド時代のKubernetes道場へようこそ

Last updated at Posted at 2025-07-29

【Day1】EKSって何?クラウド時代のKubernetes道場へようこそ


はじめに 🍵

クラウドネイティブ?Kubernetes?EKS?

最近よく耳にするけど、「なんか難しそう…」と感じていませんか?

この連載【EKS道場】では、そんなあなたに向けて
Amazon EKS - Elastic Kubernetes Serviceを、ストーリー仕立てで毎日少しずつ学んでいきます。

初心者歓迎!失敗もトラブルも一緒に乗り越えていきましょう🔥
本日は【Day1】、道場の入り口。「EKSって何?」をざっくり理解しましょう。


EKSとは?ざっくり理解する 🧭


▶ Kubernetesって何?

Kubernetes(クバネティス、K8s)は、
コンテナで構成されたアプリケーションを効率よく動かす司令塔のような存在です。

例えば、あなたがWebアプリを作ったとして、

  • フロント(Reactなど)
  • バックエンド(API)
  • データベース(PostgreSQL)

それぞれをDockerでコンテナ化したとしても、
どうやって動かす?管理する?拡張する?壊れたら直す?という問題が出てきます。

その面倒な仕事を自動でやってくれるのがKubernetesです。

機能 やってくれること
Pod管理 アプリの最小単位(Pod)を起動・再起動・削除
負荷分散 複数のPodに自動でリクエスト振り分け
自己修復 止まったPodを自動再起動
ローリングアップデート 順番にアプリをアップデートして安全に切替

▶ でも、Kubernetesを使うには準備が大変…

KubernetesはOSSなので、オンプレやクラウドで自分で構築もできます。

ただし…

  • Master/Workerノードの設計・冗長化
  • etcdの管理と永続化
  • RBACなどのセキュリティ設定
  • アップグレードの設計
  • 監視・ログ収集・スケーリング設定

…など、最初に覚えることが多すぎて挫折しやすいのが難点。


▶ そこで登場、Amazon EKS!

Amazon EKS(Elastic Kubernetes Service)は、
AWSが提供するマネージドKubernetesサービス
です。

つまり、面倒な部分は全部AWSがやってくれて、Kubernetesをすぐに使える状態になります!

比較項目 自前Kubernetes Amazon EKS
コントロールプレーン構築 自分で構築・保守 AWSが全自動で構築
etcdの管理 自分で冗長化・バックアップ AWSが管理
ノードの追加・更新 手動で設定が必要 オートスケール・自動更新OK
AWS連携(IAM/VPC/ALB) 手間がかかる シームレス連携可能

つまり、EKSを使えば 「Kubernetesでアプリを動かす」ことだけに集中できるのです!


なぜEKSを学ぶのか? 🏯


1. Kubernetesは“現代の標準インフラ”

Netflix、Spotify、メルカリ、SmartHR、サイボウズ…
多くの企業がKubernetesを基盤にしてサービスを運用しています。

インフラもクラウドも進化し続ける中で、Kubernetesは「知ってて当たり前」な技術になりつつあります。


2. AWS × Kubernetes は最強のコンビ

EKSは、AWSの豊富なサービスと統合されています。

  • IAM連携でセキュアな認証認可
  • VPC/Subnet連携でネットワーク設計もスムーズ
  • ALBやNLBでKubernetesと外部の橋渡しも簡単
  • CloudWatchやX-Rayで運用監視も標準対応

しかも、最近ではFargateによるサーバレス実行環境にも対応!
ノードを意識せず、Pod単位で動かすことも可能になりました。


3. 実務・キャリアにも直結!

現場ではこんな声が増えています👇

「EKS触ったことある?運用できる人が欲しいんだよね」
「とりあえずEKSで構成してPoC動かしてみようか」

EKSを学ぶことで…

  • クラウドインフラ構築ができる
  • モダンな開発チームと共通言語を持てる
  • SREやDevOpsエンジニアの第一歩を踏み出せる

副業やキャリアアップにもかなり有利です!


4. “手を動かして覚える”が一番早い!

Kubernetesは概念が多く、慣れない用語もたくさんあります。

でも、「実際に動かす」→「動いた!」→「意味がわかる!」の流れを繰り返すことで、
自然と理解が深まっていきます。

このEKS道場では、まず動かす → 少しずつ理解する → 応用していくという順序で学べるようになっています💪


まとめ ✍️

  • Kubernetesは“現代のインフラの標準”
  • Amazon EKSは、Kubernetesの導入ハードルを大きく下げてくれる
  • 実務・副業・キャリアアップにも直結!
  • 次回からは、実際に環境構築に挑戦していきます!

次回予告 📢

👉【Day2】AWS CLIとkubectlをインストールせよ!~道具を揃える~

「とりあえず作ってみよう!」を実現するための準備から始めましょう!


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  • コメントで「聞きたい内容」「つまずきポイント」などもぜひ教えてください!

それではまた明日、EKS道場でお会いしましょう!押忍🔥

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